コロンビアとメキシコで新しいUTMBワールドシリーズのイベントが開催

UTMBワールドシリーズはシリーズに新たに加わる大会として南米・コロンビアの「コーヒー文化的景観」で開催される「Quindío Trail Colombia by UTMB」、中米・メキシコのチワワ州で開催される「Chihuahua by UTMB」を発表しました。このほか、アルゼンチンで開催されている大会の開催地を同国最南端の都市、ウシュアイアに移して「Valhöll Fin del Mundo by UTMB」と改称することも発表されました。

(写真 © Chihuahua by UTMB)

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Quindío Trail Colombia by UTMB:コロンビアでコーヒーにまつわる文化を反映した景観とチャレンジングなトレイルが待ち受ける新イベント

キンディオ・トレイル・コロンビア by UTMB Quindío Trail Colombia by UTMB」はコロンビアのアンデス地方で開催される大会で、来年2025年5月2-4日に開催されます。メイン会場はサレント Salento の町となり、122km、84km、52km、24km、14kmの五つのレースが開催されます。緑豊かな森林、コーヒー農園、ココラ渓谷の象徴的なロウヤシの間を選手は駆け抜けることになります。魔法を体験します。

大会の開催地であるキンディオ県はコロンビアの中西部に位置し、ユネスコ世界遺産に登録されている「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」の中心に位置しています。コーヒーと豊かな歴史、魅力的な地元の建築、動植物の自然の美しさ、活気ある文化に触れる機会を提供する、としています。

トレイルランニングの発祥の地、メキシコ・チワワで開催されるChihuahua by UTMB

2025年10月2-4日にメキシコ北西部のチワワ州で開催されるのが「チワワ by UTMB Chihuahua by UTMB」です。西シエラマドレ山脈 Sierra Madre Occidental やカッパーキャニオンに位置するララムリの神聖な土地を通るコースを通じて、選手は精神的、文化的な旅に誘われるといいます。

レースディレクターのアレハンドロ・オチョア Alejandro Ochoa氏は、「参加者は自分の限界に挑戦するだけでなく、伝説的な持久力を形作ってきたコッパーキャニオンの雄大で険しい地形で、オリジナルのウルトラランナーの子孫と一緒に走ることで、他に類を見ない文化体験に没頭することができます」とコメントしています。

レースは155km、92km、56km、36km、20km、8kmの六つが開催されます。

「世界の果て」を走るアルゼンチンのイベント、Valhöll Fin del Mundo by UTMB

2025年3月18-22日には「ヴァルホル・フィン・デル・ムンド by UTMB Valhöll Fin del Mundo by UTMB 」が開催されます。2023年に「Valhöll Argentina by UTMB」としてシリーズに加わり、前身となる大会を含めて5回に渡って大会が開催されていましたが、開催地をアルゼンチンの中部から世界で最も南に位置する都市ウシュアイア Ushuaia に場所を移します。

アンデス山脈から氷河の谷、古代の森林、広大な海まで、130kmから12kmまで6つの異なるレースが予定されています。

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