合衆国カリフォルニア州のマンモス・レイクスで9月19-22日に開催されるmammoth trail festの最終日に行われる mammoth 26Kは今シーズンのゴールデントレイルワールドシリーズ Golden Trail World Series の全8戦の最終ステージとなります。標高2,400メートルを超える山岳リゾート、マンモス・レイクスの距離26km、累積獲得高度1,400mD+のコースはダウンヒルがよりテクニカルに昨年からは変更されています。
(Photo © GoldenTrailSeries/@mammoth26K)
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mammoth 26Kまでの全8戦の各レースの結果に応じたポイント欄んキングで、上位30位以内の選手が10月17日からスイス・アスコナおよびロカルノで開催されるグランドファイナルへの出場権を手にします。
mammoth 26Kは2024年9月22日日曜日午前9時40分(日本時間23日月曜日午前1時40分)にスタートし、レースは日本時間22日日曜日午後11時30分からGolden Trail TVのウェブサイト、Golden Trail SeriesのYouTubeチャンネルでライブ配信が行われます。
女子の有力選手としてはまずジョイス・ニエル Joyce Njeru (KEN)が挙げられます。先週末のGTWS第7戦、Headlands 27Kの勝者にとって、比較的走れるセクションの多いmammoth 26Kは得意とするところでしょう。そのニエルと先週のレースで優勝争いを繰り広げたマダリナ・フロレア Madalina Florea (ROM)は今週末は勝利を手にしたいところです。昨年のこのレースの勝者であるジュディス・ワイダー Judith Wyder (SUI)も先週のHeadlandsでの4位に続く参戦です。今年夏はOCCのチャンピオンとなったヤオ・ミャオ Miao Yao (CHN)もリカバリーが進んでいれば今回も優勝争いに加わることでしょう。先週のHeadlands 27Kで2位となったローレン・グレゴリー Lauren Gregory (USA)も前週に続く勢いを見せるかどうか。他には、アンナ・ギブソン Anna Gibson (USA)、オリア・リアチ Oria Liaci (SUI)、レイチェル・トマジック Rachel Tomajczyk (USA)、アリー・オストランダー Allie Ostrander(USA)、レイチェル・ドレイク Rachel Drake (USA) が参戦します。
男子は先週のHeadlands 27Kの優勝で総合ランキングトップに立ち勢いに乗る、エルハウシン・エラザウイ Elhousine Elazzaoui (MAR) の快進撃がこのまま続くのか。先週のレースでエラザウィとのスプリントフィニッシュに敗れたフィレモン・キリアゴ Philemon Kiriago (KEN) は今週末は勝利を手にできるか。昨年のこのレースで優勝したレミ・ボネ Rémi Bonnet (SUI) も連覇を狙います。パトリック・キプンゲノ Patrick Kipngeno (KEN)は今シーズンのシリーズ戦での3勝目とシリーズ年間チャンピオンに向けた弾みをつけたいところです。米国勢ではクリスチャン・アレン Christian Allen (USA)が先週のHeadlands 27Kで鮮やかなパフォーマンスを見せ、注目されます。加えて、ロベルト・デロレンツィ Roberto Delorenzi (SUI)、ミケル・コルベラ Miquel Corbera (ESP)、ダニエル・パティス Daniel Pattis (ITA)、フレッド・トランシャン Fred Tranchand (FRA)、メイケル・ボードゥアン-ルソー Meikael Beaudoin–Rousseau (USA)がmammoth 26Kにエントリーしています。