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Nicebuild LLCは、世界初（同社調べ）となるOpenAI社のGPT-4oを搭載したポータブル型ウェアラブルAIメモリーカプセル「PLAUD NotePin」（プラウドノートピン）を国内で展開することを発表しました。予約を2024年10月23日より受け付け、2024年12月上旬より販売が予定されています。
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コンパクトでスタイリッシュなデバイスと先端的なアプリ
PLAUD NotePinはハードウェアとしてのボイスレコーダーと、OpenAIのWhisperを使った音声の文字起こしと最新のAIモデル（Open AIのGPT-4.oとAnthropicのClaude 3.5を利用可能）による要約などの機能を提供するアプリを組み合わせた製品となります。
ボイスレコーダーとしては親指大のソリッドなメタル素材ながら光沢と曲線が美しいボイスレコーダーです。マグネットピン、ネックストラップ、リストバンド、クリップといったアクセサリーが付属し、4通りの装着方法で身につけることが想定されています。会議や打ち合わせ、インタビュー、商談、顧客との口頭での対応、講義や講演などをワンタッチで録音できるといいます（録音にあたっては相手の了解を得ることが前提です）。
ブレスレットのように腕につけたり、ペンダントのように首からかけて身につけることもできる。左は先行して発売されているPLAUD Note。
このボイスレコーダーは40日間のスタンバイ、20時間の連続録音が可能です。
録音された音声はBluetooth接続でスマートフォンに転送され、スマホアプリからクラウドにアップロード。OpenAI社の最新AIモデルGPT-4oと連携することで、録音した音声データを59カ国語以上の言語で高精度に文字起こしできるだけでなく、分かりやすい要約やマインドマップを即時に生成する、といいます。
アプリからはAIモデルによる「Ask AI」機能も利用可能。録音の内容についてAIについて質問を投げかけることで、必要な情報を整理された形で得ることができるとのこと。
PLAUD NotePinの希望小売価格は28,600円（税込）で10月23日正午から予約受付開始、12月上旬に正式発売が開始されます。販売はPLAUD AIの公式販売サイトのほか、ソフトバンク銀座、二子玉川の蔦屋家電+、b8ta Tokyo – Yurakuchoなどで展示・販売される予定です。
好評だったファーストモデルに続く二つ目の製品、プライバシーやセキュリティにも積極的に対応していく予定
PLAUD NotePinの予約受付に先立って、東京都内でプレス関係者向けの説明会が行われ、ジャパンカントリーマネージャーのワトソン・チャン Watson Zhangさんが企業と製品について説明しました。
ジャパンカントリーマネージャーのワトソン・チャン Watson Zhangさん
日本市場では先行モデルであるカード型の製品「PLAUD Note」が今年4月に発売されて注目を集めました。日本市場は同社ユーザーの2割を占めているとのこと。日本語対応の難しさはあるものの、日本法人も設立するなど、日本市場にも力を入れているとのこと。
製品が想定するユーザーとしてはリモートワーカーの他、不動産業界、教育、エンジニア、医師、弁護士、クリエイティブワーカーなどを挙げます。ビジネスでの活用については様々な引き合いがあるとのこと。データのセキュリティについてはGoogle Cloud、AWS、Microsoft Azurなどのクラウドサービスを利用するほか、GDPRにも対応するなど取り組みを進めており、今後も顧客の要望に積極的に対応するといいます。
新製品となるNotePinについては、ビジネスユーザーに対してだけでなく、日々の生活の中で思いついたアイディアや出来事を記録していくパーソナルな用途に活用の場が広がることを期待している、とのことでした。
レビュー予定です
PLAUD.aiから当サイトにこの「NotePin」をレビュー用に提供していただきました。当サイトの中の人も、イベント取材や各種コンテンツの制作に日々取り組む中で時流に合わせたAIの活用を試しています。この「NotePin」がどのように活用できるか、中の人の生活の質を高めてくれるのか、試してみたいと思います。
