1999年の登場以来、多くのアウトドア愛好家から絶大な信頼を得てきたのがパタゴニアの「レギュレーター R1」フリースです。26年目となる今年、テクニカルフリースの元祖がさらなる進化を遂げました。新モデルは、定評のある機能性はそのままに、革新的なハイブリッド構造を採用し、軽量性、コンパクト性、そして快適性を新たな次元へと引き上げています。
(Photo by Burr Andrew © 2025 Patagonia,Inc)
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革新的なハイブリッド構造で軽量化を実現
R1は四半世紀にわたり、テクニカルミッドレイヤーのスタンダードとして君臨してきました。その最新モデルは、パタゴニアが誇る2つの高機能素材を組み合わせたハイブリッド構造が最大の特徴です。
核となるのは、長年R1で採用されてきた「ポーラテック・パワー・グリッド」素材。グリッド構造による優れた保温性と通気性、吸湿発散性は健在です。これに、ベースレイヤーでおなじみの「キャプリーン・サーマルウェイト」の生地を戦略的に配置。キャプリーン・サーマルウェイトは、より軽量で通気性に優れ、素肌のような滑らかな表面とオープングリッド構造により、汗を素早く吸湿発散させます。
このハイブリッド化により、従来モデルからさらなる軽量化とコンパクト化を実現。バックパックの中でのスペース効率も向上し、よりアクティブな動きが求められるシーンでの快適性が格段にアップしました。


部位ごとに最適化された快適性
新しいR1のデザインは、体の部位ごとに求められる機能性を最大限に引き出すよう考え抜かれています。
胸部や肩については、保温性を重視します。ポーラテック・パワー・グリッド素材を使用し、コア部分の暖かさを確実にキープ。一方で背中・脇の下・腕の下部などは通気性・動きやすさを重視するエリアとして、キャプリーン・サーマルウェイト素材を配置。余分な熱を効率的に排出し、汗による蒸れを軽減します。さらに抜群の伸縮性により、腕を上げる動作などもスムーズに行えます。袖まくりがしやすいのも嬉しいポイントです。
こうしたデザインにより新しいR1は「必要な場所は暖かく、熱がこもりやすい場所は涼しく」という理想的な体温調節をサポートします。
トレイルランニングにも最適なデザイン
山岳トレイルでのレイヤリングを考慮したデザインも特徴です。プルオーバー・フーディは、ソフトな縁取りがあごに優しいジッパーガレージを備え、ハーネスやバックパックのベルトの下にも収まる長めの丈となっています。また、位置をずらした肩の縫い目によりバックパック着用時の不快感を軽減し、親指用ループ付きの袖口は寒い環境での保温性を確保します。
充実したラインナップで様々なシーンに対応
レギュレーターR1シリーズは、メンズとウィメンズの両方で、プルオーバー・フーディ、プルオーバー、ジャケット、ベストの4タイプを展開します。シーズンや気候、トレイルのコンディションに合わせて選べる豊富なバリエーションは、トレイルランナーにも心強い選択肢となるでしょう。
メンズラインナップ
- R1 プルオーバー・フーディ(25,300円):BNLG、BLK、UTBの3色展開
- R1 プルオーバー(21,450円):UTB、GRZG、BLKの3色展開
- R1 ジャケット(24,200円):UTB、BLK、GRZGの3色展開
- R1 ベスト(17,050円):UTB、BLK、GRZGの3色展開
ウィメンズラインナップ
- R1 プルオーバー・フーディ(24,200円):ABNB、SLPU、BLKの3色展開
- R1 プルオーバー(24,200円):SLPU、GRZG、BLKの3色展開
- R1 ジャケット(24,200円):SLPU、ABNB、BLKの3色展開
- R1 ベスト(17,050円):GRZG、BLK、SLPUの3色展開
いずれの製品もフェアトレード・サーティファイドの工場で製造されており、工場の従業員にプレミアム賃金が支払われる仕組みになっています。機能性だけでなく社会的責任も考慮した製品選びをしたいトレイルランナーにとっても魅力的な選択肢といえるでしょう。
トレイルランニングの過酷な環境下でも快適さを提供する新しいレギュレーターR1は、これからも長時間のトレイルランやレースでのパフォーマンス向上に貢献する頼もしいギアとなりそうです。
(Source: パタゴニア)