アルゼンチンに新たなUTMBワールドシリーズイベントが加わる、「Patagonia Bariloche by UTMB」は11月18-22日開催

「冒険の世界首都 Adventure Capitol of the World」と称されるアルゼンチンのサン・カルロス・デ・バリローチェ San Carlos de Bariloche が、UTMBワールドシリーズの開催地に新たに加わります。2025年11月18日から22日にかけて開催される「パタゴニア・バリローチェ by UTMB」(Patagonia Bariloche by UTMB)がその大会で、南米の山岳エリアの自然景観とトレイルランニングの楽園が世界のランナーを誘います。

UTMBワールドシリーズのアルゼンチンにおける大会としては、2025年3月18日から22日に成功裡に開催された「ヴァルホル・フィン・デル・ムンド by UTMB」(Valhöll Fin del Mundo by UTMB)に続いて二つ目の大会となります。今後、トレイルランニングのフィールドとしてのアルゼンチンの評価をさらに高めることが期待されます。

Sponsored link


豊かな自然環境での130kmから12kmまで6つのレースを開催

パタゴニア・バリローチェ by UTMB」 では7,000平方km以上の広さを誇るナウエル・ウアピ国立公園を中心とするエリアにコースが設けられます。ランナーたちは12kmから130kmまでの6つの距離カテゴリーのレースに挑戦します。セロ・オットやカテドラルなどこの山域を象徴する山々を通り、地域最大のナウエル・ウアピ湖や登山家やハイカーに人気のフレイ・レフュージオなどの景観を楽しめます。

Photo © UTMB

Photo © UTMB

フィニッシュラインはバリローチェの中心地であるセントロ・シビコに設置され、ヨーロッパの影響を受けたアルパインの魅力あふれる風景の中で完走の瞬間を迎えることができます。

トレイルランニングの人気が高まる南米

南アフリカ各国ではトレイルランニングの人気が高まっており、アルゼンチンで新たにパタゴニア・バリローチェ by UTMBがUTMBワールドシリーズに加わることは歓迎されることでしょう。

レースディレクターのゴンサロ・カスティージョ Gonzalo Castillo 氏は「アルゼンチンで2つ目のUTMBワールドシリーズイベントを開催できることを非常に嬉しく思います。これは単なるレースではなく、南半球の春に素晴らしい自然美を体験する機会です。バリローチェは美しい山岳風景、透き通った湖、変わりやすい天候など、あらゆるアスリートの耐久力を試す独特の挑戦を提供します」と語っています。

環境保全への取り組みも重視

このイベントは、ナウエル・ウアピ国立公園や、植樹活動、地域清掃、自然保護に関する啓発活動を行うボランティア専門家グループ「Circuito Verde」とのパートナーシップを通じて環境保全にも取り組んでいます。これらの取り組みはこの大会とシリーズの掲げる価値観と原則に従って行われるもので、パタゴニアの自然の美しさを将来の世代のために保全することを目指しています。

パタゴニア・バリローチェ by UTMBの登録は2025年4月8日に開始され、ヴァルホル・フィン・デル・ムンド by UTMBの登録は2025年4月16日に開始されます。大会に関する詳細情報は公式ウェブサイト(https://bariloche.utmb.world/)で見ることができます。

この記事が気に入ったらDogsorCaravanをBuy Me a Coffeeで直接サポートできます!

Buy Me a Coffee

Sponsored link