日本スカイランニング協会(JSA)は、2026年シーズンの国内最高峰のイベントとなる、「第12回全日本スカイランニング選手権大会」の詳細を発表しました。2027年に開催予定のアジアパシフィック選手権などの日本代表選考会も兼ねるこの大会は、出場資格の変更という大きな転換点を迎えています。
2027年日本代表への最重要ステップ
全日本選手権は、2027年に開催が予定されている「アジアパシフィック選手権」「ユース世界選手権」「マスターズ世界選手権」の日本代表選考会を兼ねています。日の丸を背負って世界の舞台へ挑もうというランナーにとって、この全日本選手権での結果は代表入りの可否に直結する、重要な大会となります。
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舞台は魚沼と甲州:過酷なルートが選手を待ち受ける
競技は2つの週末に分かれて実施されます。10月31日と11月1日は新潟県魚沼地域にて「VERTICAL」競技と「SKY」競技を開催。SKYは「魚沼アルプススカイレース(エキスパート)」が舞台となり、25kmで累積標高±2200mという、テクニカルな急勾配のコースで争われます。
翌週11月8日には山梨県甲州市で「SKYULTRA」競技を開催。「甲州アルプスオートルートチャレンジ」の「オートルート」、70km、累積標高±4700mという国内屈指のハードコースが、選手の真の走力を試します。
【重要変更】出場資格の厳格化——予選会での実績が必須に
2026年の全日本選手権で最も注目すべきは、出場資格の大幅な変更です。従来はJSAへ選手登録すれば出場できましたが、今年は2月から10月にかけて開催される国内外の公式戦(予選会)において、一定のポイント獲得や上位入賞が必須条件となりました。
具体的にはメレル・スカイランナーワールドシリーズ(MSWS)やスカイランナージャパンシリーズ(SJS)などで上位に入ることでポイント獲得するか、JSA公認レースでの総合3位以内の成績が求められます。
この変更には、全日本選手権のレベルを維持し、国内競技シーンの密度をより高める意図が感じられます。
出場資格の詳細はJSAのウェブサイトで見ることができます。
ユースからマスターズまで、全世代が競う150個のメダル
今年の全日本選手権では、個人総合に加え、ユース(23歳以下)4カテゴリー、マスターズ(40歳以上)3カテゴリーが設けられ、合計150個のメダルが授与されます。
また、VERTICALとSKYの両種目に出場する選手を対象とした「複合(コンバインド)」ランキングも設定。スカイランナーとしての総合力が、これまで以上に積極的に評価されることになります。
今回のルール変更により、全日本選手権はシーズンを通じて実績を積み上げた者だけが集う「真の頂上決戦」へと進化し、SJSや公認レースのレベルアップが期待されます。













