秋の連休のビッグイベント、信越五岳トレイル100Kに出場。ロードでも走ったことのない100キロだが、何とか完走。朝5時半から夜9時過ぎまでの長い旅。ともに走ったランナーの皆様、プロデュースの石川さん、そして会場設営、エイドの運営など、非常にきめ細かく質の高いサービスを提供してくださったスタッフの皆様に心より感謝いたします。以下、備忘録。
距離:100.08 km
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タイム:15:41’12”
ペース:9’24” / km
平均心拍:128
ランニング直後の体重:**
体脂肪率:**
(スタートまで)
初めての100キロという長距離・長時間のレースで、途中のエイドステーションに着替えなどを預けておけるという仕組みだったので、事前の準備にもいろいろ考えをめぐらせた。結果、着替えはせっかく身につけた着圧の強いゲイターなどを脱いだり、テーピングに影響が出たりするのを避けるため最小限に済ませることにした。一方、バックパックはハイドレーションパック、パワージェルなど詰め直したものを用意して丸ごと取り替えることにした。
前日21日月曜日に斑尾高原に入る。受付を済ませ、ここで最新のコースマップが渡されたのでコースとエイドの位置を入念に確認。石川弘樹さんによるコースガイドを聞きながら、大まかなレースの流れを頭の中にすり込む。この時点では午後9時、開始から15時間半後の完走を目標にしていた。
鏑木さんのトレラン紀行でご一緒している方々ともお目にかかり、ご挨拶と情報交換。鏑木男塾で鍛えまくっている若手の方、私と同じくマイペースながら勝負に色気を隠せない鏑木さんグルーピーな方々など。前夜祭的なパーティでアルコール抜きの食事を詰め込んで早めに宿に入り、装備をチェックして9時過ぎには寝る。
(当日の朝)
午前3時起床。装備を調える。今日の天気は曇り空で夕方から少し雨が降るとの予報。いつものlafumaのジップTシャツにハーフパンツ、Tシャツの下に防寒もかねてファイントラックのノースリーブのフラッドラッシュメッシュのシャツを着る。そして、C3fitのゲイターとアームカバーをつける。シューズは迷ったあげく、モントレイルのHardrock09で。バックパックはいつものGregoryのルーファス。
午前4時前の送迎バスに乗ってスタート地点のレストランハイジへ。
(スタート〜第三エイドステーション<38.5キロ地点・兼俣>)
午前5時半にスタート。最初はスキー場のゲレンデをトラバースしていくような感じでなだらかな上り下りを繰り返す。その後確か林道に出たり、ほとんどフラットなシングルトラックのトレイルを進んだはず。ここで最初にまずい癖が出てしまい、どんどん加速してしまう。少し下りだったりすると一キロ5分を切るようなスピードを出してしまった。たぶん斑尾山への登りが始まる直前までは全体の50番目くらいだったのではないだろうか。
しかし、これをやって痛い目にあうのは目に見えており、7月の志賀高原50Kでも経験済み。直後の斑尾山だけでなく、その後も山登りで思うように足が上がらず、どんどん抜かれてしまう。走りやすいところでのランを抑えて、登りの足を残しておくというのが正論。しかし、志賀高原でも終盤になってもランで大きく減速することはないとわかっていたので、 その後も走れるところはそれなりにスピードを出して走る、山登りはぐっとこらえて身体を止めないようにして進み続けるというスタンスで臨むことにした。山登りの強化が今後の課題となるだろうか。
いずれにせよ、斑尾山への上り下り、その後の袴岳の上り下りでもでかなりの人に抜かれる。その後に続く緩い下り坂の林道は快調に飛ばす。この間、第一エイドステーションは立ち寄らず。第二エイドステーションでは水だけを飲む。下りの最後は妙高市の市街地に近い兼俣の第三エイドステーション。少しゆっくりして、水、コーラ、ブドウなどを口にする。このあたりまではまだ足取りは軽い。
(続く)