今週末は鏑木毅さんが主催されるトレラン紀行に参加。今年の春から始められたもので、トレイルランニングを楽しみながら、様々なフィールドをめぐる小旅行をする、という感じのもの。私も気がつけば第2回から数えて4回目の参加。
今回は新雪に覆われたばかりの松本近郊のトレイルを走るというもの。最近冬山に興味津々の私としては大いに楽しみにしていた。そして先週はいい感じで寒波も訪れて降雪もあった。鏑木さんによれば、今週末のトレイルは降った雪もまだ凍ったり踏み固められたりしておらず、トレランにはベストな状態とのこと。ただし、冬期の雪上のトレランは非常な危険を伴い、雪の状態も今日ほど恵まれた状態にあることも珍しいとのこと。非常に楽しい遊びだが、十分な注意が必要とのこと。
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今回は松本を拠点に活躍されているトレイルランナー、大内直樹さんがコースを案内しながら走ってくださるという豪華な企画。いつものように鏑木さんの奥様・菜奈子社長、M田さんなどがスタッフとしてサポートしてくださった。いつもながらありがとうございます。毎回細やかな気配りをしていただき、感激しております。
というわけで1日目の土曜日。新宿から特急スーパーあずさに乗って松本へ。今回お世話になった美ヶ原温泉・司旅館に到着。女将さんの歓迎を受けた後に早速雪のトレイルに出発。
今回のコースは林道のような幅が広くて比較的平坦なコースを中心にトレイルも走るという感じ。まずは雪に慣れる。積雪はこの辺りは大体5センチくらいのふかふかのパウダースノー。
こんな感じのトレイルを進みます。
皆さん思い思いの雪山装備。いろいろ勉強になりました。
眺めはこんな感じ。手前は雪が目立たないのに、一山越えた向こう側は雪で白くなっている。
この日のコースのクライマックスは美鈴湖畔のスケート場で休憩した後の下りのトレイル。松本を拠点に活躍するマウンテンバイク選手の方が見いだしたダウンヒルのコースだそうで、雪が適度な滑りを可能にしていることもあり、まるでスキーを滑るような感覚であっという間に駆け下りてしまった。
その後はロードにでて、旅館までをジョギング。元気な皆さんとかなりのハイペースで走る。
夕食後の懇親会は鏑木さんのビデオ、先日サンフランシスコ近郊で行われたTNFエンデュアランスチャンピオンシップの写真をみる。最近、UTMBへの熱意を燃やしているN村さんが大興奮しているそばで、自分も少し心が動いたような気がした。さらに、先々週にニュージーランドで行われたケプラーチャレンジに出場したT野さんのスライドショー。これも雄大な景色をみていて心を揺さぶられたのであった。