“Get Ready For”、4回目はレースまでの食事や補給について。スポーツサプリメントメーカー、overstim.sがこのビデオシリーズのスポンサーであることもあって、同社製品のプロモーションビデオのようになっているのはご愛敬ということで。当方の知る限り、同社製品は日本では販売されていないと思う。
UTMB : L’alimentation sportive pendant la préparation jusqu’au jour J from OVERSTIM.s on Vimeo.
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(レース6週前)
- トレーニング中の給水に注意。少しずつ頻繁に給水し、一度に大量に水分を取らないようにする。
- 6−8時間程度のロング走をするときにはトレーニングの3日前からoverstim.s社のMALTOを飲むとグリコーゲンを体内にためることができる。さらにトレーニング中は同じく同社製品のHYDRIXIRを取ると汗で失われるビタミン、ミネラルが補えるという。
OVERSTIM.s – MALTO Carbo-loading Drink
OVERSTIM.s – HYDRIXIR Sports Drink
(レース7日前から)
- 取ったことのない新しい食べ物、サプリメントは控える。消化のよい食事を心がける。味の強いもの、スパイシーなもの、発酵食品、繊維質の食品は避ける。
- シンプルな食品を中心に、少しずつ炭水化物を多く取るようにする(パスタ、米など)
- 野菜については生野菜は少しならよいができるだけ加熱したものをとる。
- この時点で減量は考えないこと。この段階では多少体重が増える方がレースでのパフォーマンスが上がる。
(レース2−4日前)
- 3日前からMALTOを取るようにする。水分と運動時に必要なエネルギーの備蓄ができる。
- 炭水化物を適量にとる。MALTOを取っていけば炭水化物を食べるのと同じ効果があるので、あえて炭水化物の摂取量を増やす必要はない。その意味でMALTOは食べ過ぎを避けられる。
(レース当日)
- 午後6時にUTMBがスタートすることを前提にすると、レース当日は通常通りの朝食、通常通りの昼食を取る。シンプルな食事にし、脂肪分、濃いパスタソースを避ける。
- スタートの1−2時間前にスポーツケーキGATOSPORTをとり、WARM-UP DRINKを少しずつスタート直前まで飲む。WARM-UP DRINKは果物に含まれるフラクトースが入っていてゆっくり吸収されるので、血糖値が安定する。
OVERSTIM.s – GATOSPORT Sports Cake
かようにまるでoverstim.sのカタログのようになっているが、同様のサプリメントが日本で手に入るどれに当たるのかよくわからない。今年シャモニーに行くときにはいろいろ買い込んでこよう。