GarminのGPS付き心拍計付きパーソナルトレーナーであるForerunner 310XTは以前、当ブログでも絶賛紹介したことがあった。その記事をDMJ4号のすごい方であるYAMAYAさんがみてくださった模様。
Garminは先月Forerunner 610という新製品を発表。これは薄くてデザインも非常にクールなのだが、機能をフルに使った場合の稼働時間はやはり8時間程度。Forerunner 450の後継というべきで、20時間以上稼働して防水性も高い310xtの後継はまだ出ていない。
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当方も相変わらず、310XTをトレーニングにレースに活用中なのだが、最近の使用状況を紹介しようと思った。
1.無念の破損、そしてストック購入。
二年近く愛用していた310xtだが、今年2月の三浦半島ロングトレイルでのコソ練中にロードで激しく転倒した際に破損。スクリーンの表面を覆うプラスチックにヒビが入ってしまった。計時などの機能は失われていないのだが、防水性は失われてしまったようだし何より割れた画面をみながら使うのはテンションが下がる。
実はこんな時に備えて予備の310xtをwiggleで買いだめしてあったので、新しい310xtを開梱。そしてwiggleに新しいストック用の310xtを発注。というわけで当方の手元には都合3つの310xtが。まあ、今やこれなしではトレーニングもレースもできないので。。
相変わらずカッコは悪いし、バンドを止める金具はちょっと無理な力を加えると曲がってとれてしまうし、と難点もあるが、しばらくはこれを使い続けるでしょう。少なくとも新製品が出るまでは。。
2.最近のスクリーンの構成。
あまり変えていないが、ご紹介。
まずトレイルレースやや普段のトレーニングでみているスクリーン。右上から時計回りに心拍数、総走行距離、時刻、高度。
次に今走っているラップの状況を追いかける画面。当方は1キロごとのオートラップを設定しているので、今走っている1キロの区間の状況を知るためにみる。右上から時計回りにそのラップのペース(予想されるラップタイム)、ラップ数(それまでに走ったラップの数)、現在のラップが始まってからの距離、現在のラップが始まってからの時間。ロードのフルマラソンのようなペース維持が至上命令の場合にはこの画面をひたすら見続けることになる。
心拍数を示す画面。上は心拍数の推移グラフ、下の右は最大予備心拍量比の心拍数。下の左は心拍数。トレーニングの強度を確認できる。
ストップウォッチの画面。上は走り始めてからの距離。最近下の構成を変更。下の右は総獲得高度。下の左は消費カロリー数。
Virtual Trainer。画面はキロ5分45秒のランナーと一緒に走っていると仮定した場合に何分、何キロ先行しているか(遅れているか)を示している。
ご参考に心拍数の設定画面。最大心拍数と安静時心拍数を入力する。トレーニングの強度の単位は予備心拍数に対する比率と最大心拍数に対する比率を選ぶことができる。
3.Garmin ANT Agent for Macは絶好調。
MacでGarminを使う場合に悩みの種だったGarmin ANT Aget for Mac(FR310xtから無線で送信するデータを受信するためのソフトウェア)。日本語化されたバージョンからうまく受信しなくなっていたのだが、最近はこのバグもめでたく修正され、最新の日本語版のバージョンできわめてスムーズに受信できるようになった。
4.充電しながらでもログがとれることを発見。
この記事の最大のニュースはこれ。先日、バッテリーが残りわずかになった310xtで通常通りトレーニングを開始し、途中で計時などを止めないままの状態でクリップをつけてUSB経由で充電開始(充電にはeneloopのmobile booster・KCB-L2を使用)。クリップが外れないようにテープで留めてからバックパックに入れてそのままトレーニングを続けた(下がそのイメージ)
小一時間経ってから310xtをクリップから外したところ、ちゃんと計時が継続していた(もちろん充電も完了)。
すなわち、充電ができるまでの小一時間程度は使えない、クリップが外れないように工夫する必要がある、充電池の出力によっては310xtを充電できない者がある、といった課題はあるにしても、USB経由で充電できる電池があれば、20時間の稼働時間を無限に伸ばすことができるのだ!
これは結構大発見だと思うのだが、いかがでしょう?