[report] 富士山エリアで自主練&鏑木さんセミナー(その2)

日曜日は富士山の御殿場口五合目駐車場へ。OSJ湘南クラブハウスさん企画の鏑木スペシャルセミナー in  御殿場口。鏑木さんがトレーニングのために頻繁に足を運ぶフィールドとのこと。当方は昨年のTNFトレランアカデミーで来て以来2回目。御殿場口駐車場までは自力で集合という移動のハードルがあるにもかかわらず、セミナーには20人以上の皆さんが参加。内容も、ちょっと手加減してもらえるのかなと思っていたら超ハードな内容で当方はへとへと。ぐったりしてセミナーは修了。

詳しくは続きで。

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(朝)

宿で目が覚めるが、鼻のどの調子が今ひとつ。ひどい鼻づまりだし頭が重い。一風呂浴びて薬も飲んでみると少し感じがよくなってきたので@n2n2nori さんの運転で御殿場口へ出発。

トレーニングの前に鏑木さんから御殿場口のトレーニングフィールド、今日のトレーニングについて簡単な解説ののち、駐車場から下の富士山スカイラインからの合流点、太郎坊洞門にいったん下りてから、10時半頃登りがスタート。今日はまだジグザグの登山道がついていない御殿場口登山道を新五合五勺1925mあたりの地点までまっすぐに登り上げるのを繰り返すレペティショントレーニング(御殿場口五合目駐車場は標高1440m)。ゆっくりのペースではなく、前の人に追いつき追い越すつもりでずっと追い込み続けるように、との鏑木さんの指示。

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しかし、、当方は登りはけっして嫌いではないもののこの種のまっすぐをひたすら登るというのは相対的にみて皆さんの力に比べて見劣りする。何とか食らいついていこうとするものの、軽々と登っていく皆さんの後塵を拝することに。それでも滝のように汗を流しながら、一定のリズムで登りの脚を上げ続けることだけは妥協せずに登り続けた。ガスが濃い時間がほとんどでひたすら高度計とコースを示す道標をみながら一歩一歩走る。そして砂走りであっという間に駐車場に戻って少し休憩してから再度スタート。結局これを計3本繰り返したら午後2時ちょっと前。

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体調のせいもあってかなかなか身体が前に出ないなあと思いながら持参した昼食を摂る。鏑木さんにこの種のトレーニングをどの程度織り込むべきかなどお尋ねしたり。

どうにも身体が重いが、午後2時半頃午後の部がスタート。午後はハードなトレーニングの後のゆっくりのトレランだという鏑木さんに先導されて幕岩へ向かう。このあたりは登り基調ながら普通のトレイルなのだが、もう身体が思うように進まない。ジェルを摂り、水を飲んでまずいことにならないように備えるが走るスピードは落ち、後ろの方からついて行くのがやっと。

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幕岩からは、鏑木さんは御殿庭経由で宝永山へ向かうことを考えていたようだが、当方のような参加者もいることから四辻経由で御殿場口登山道の旧二号八勺の中継小屋、通称白い小屋へのトラバース道を登ることに。高度を上げるほどに火山砂礫が深くなり、歩きで何とか白い小屋のある2100mのポイントに到着。5月ごろにはその先の須走登山道との間にまぼろしの滝が現れて、そのときはそこまでトレースができるという鏑木さんの解説を聞いた後、下山道を一気に駆け下りる。午後の部は2時間ほど。結局全然ゆっくりのトレランじゃなかった。。

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久々に鏑木さんのセミナーで完全ノックアウトとなった日曜日。御殿場口のフィールドは鏑木さんのフィールドでもあり、鏑木さんのグルーピーである我々の仲間も@n2n2nori さんをはじめ好んで通う人もいる。今日も大盛り上がりの@n2n2nori さんを横目に見ながら、強くなれそうだが頻繁に来る気にはなれないほどちと辛いフィールドだなというのが当方の正直な感想。でもこれくらいストイックにやれば得るものも大きいということかも、と思考は回るのだった。

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