先週金曜日の1月20日には今年のUltra Trail du Mont Blancの仮エントリー(pre-registration)に対する抽選が行われた。160キロを走るUTMBの結果について、アメリカのトレラン情報サイト・iRunfar.comのBryon Powellが主な有力ランナーをまとめていたので参考までご紹介。
2012 The North Face Ultra-Trail du Mont-Blanc Lottery
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*注意:有力ランナーについては一般選手のエントリー締切後にエントリーが追加されることもあるようで、現時点でこの一覧になくてもUTMBには参加する可能性があります。一方、この一覧にあっても本人の都合などでこの一覧にあってもレースに出ないこともあるでしょう。では、この紹介記事は何なのか?今からUTMBのレース展開を想像して盛り上がるための紹介記事です!
(男子)
アメリカではDave MackyとMike Wardianが注目。二人は先週発表されたばかりの2011年のMan’s Ultra Runner of the Yearをあらそうなど、昨年は注目された選手(UROYはDaveが僅差で受賞)。ロードのウルトラマラソンの人と思っていたMike Wardianがアメリカのトレイル/ウルトラとはちょっと雰囲気の違うUTMBに挑戦というのが興味をそそる。
他には昨年11位だったMike Foote、昨年CCC二位のカナダのAdam Cambellの名前もある。
ヨーロッパ勢などではTNFアスリートのJez Braggs, Sebastien Chaigneau(昨年3位)のほか、昨年はアメリカのHardrockで初めての米国外からのランナーとして優勝したフランスのJulien Chorierの名前が。スペインからはKilianは出ないものの、昨年Salomon trainを組んでいたIker Karrera(昨年2位), Miguel Herasはエントリー済み。昨年5位だったポルトガルのCarlos Saも名前がある。そして、伝説のあのランナー、イタリアのMarco Olmoも。
アジアでは中国からYun Yanqiaoの名前があり、この選手は2009年のTNF北京100kで鏑木さんに次いで2位となった選手の模様。日本からは石川弘樹さん、松永紘明さん、渡邉千春さんの名前がある。
昨年多かったアメリカのランナーが少ないのが少々寂しいが、こうしてみると今年もまた激しい闘いになりそうだ。
(女子)
昨年それぞれ優勝、2位のLizzy Hawker(イギリス)、Nerea Martines(スペイン)はエントリー済み。注目は昨年のWS100を初めての100マイルレースにもかかわらず優勝で飾り、2011年のWoman’s Ultra Runner of the Yearにも選ばれたEllie Greenwoodがどう絡んでくるかが注目。さらにはUTMB優勝経験者で2010年信越五岳にもやってきたKrissy Moehl、アメリカのベテラン、Meghan Arbogastの名前も。一方、昨年3位だったアメリカのDarcy Africaの名前は今のところない。
当方自身は落選となったUTMBだが今年も楽しめそうだ。
(1月24日追記)
他にもJonas BuudというランナーはDavos Swiss Alpine の78キロのレースで5回の優勝経験とコースレコードを持つとのこと。
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