いよいよUTMFは18日金曜日、STYは19日土曜日にスタートだが、15日火曜の午後にまだ発表されていなかった試走禁止区間の須走から西富士中学校までの約50キロについて、コースマップが公表された。早速その概要をレビュー
選手用コースマップ|コースマップ|ABOUT UTMF -大会概要-|ULTRA-TRAIL Mt.FUJI
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なお、この区間以外のコースの概要については以下の記事をご参照。
[seminar] UTMFコースで石川弘樹さんロングトレイルセミナー・試走速報 | Dogs or Caravan.com
[UTMF, seminar] 最難関、天子山地を行く・OSJ鏑木さんUTMFセミナー合宿 | Dogs or Caravan.com
須走の道の駅からふじあざみラインの舗装路をまっすぐ登る。標高830mの須走から陸上自衛隊の東富士演習場へと左折するポイントの標高1096mまで標高差270mをロードで4キロほどの登り。
そこから斜面をトラバース気味に進む。ブルドーザー道だろうか。
太郎坊直下の標高1180mまで来たところで御殿場口新五合目の駐車場まで直登。例の火山礫のトレイルかと思ったが地形図の表示からすると礫地は外れているようだ。A5の標高1422mまで240mの直登。
・コースマップ6枚目:A5富士山御殿場口太郎坊<61キロ地点>~A6水ヶ塚<67キロ地点>
新五合目の駐車場にあるA5からロードで下り、標高1282mの太郎坊から富士山スカイラインのロードを進む。緩い登りを6キロほど進んで標高1466mの水ヶ塚へ。
水ヶ塚からはスキー場、ゴルフ場の脇のトレイルを下りる。水ヶ塚からすぐはやや急な下りになっている。
・コースマップ7枚目:A7富士山こどもの国<76キロ地点>まで(STYスタート地点)
そのまま遊園地の脇のトレイルを進み、標高1100mあたりまで下りたところで送電線の下にでる。ここから送電線の下のおそらく巡視路を進む。途中別荘地のロードに出てさらに進む。送電線の下を離れてロードを渡るとまもなく標高910mのこどもの国。
こどもの国のエイドからは来た道を引き返し、途中で分岐してコースを進む。
・コースマップ8枚目:W1北山<91キロ地点>まで
こどもの国から北山まで15キロと長い。標高603mの北山までは下り基調で、あまり急なアップダウンはないように見える。ただ後半は最後に緩く登っているのでキツく感じるかもしれない。
・コースマップ9枚目:A8西富士中学校<102キロ地点>まで
北山のエイドの手前から送電線の下、おそらく巡視炉に入りひたすら直進。この区間はあまり大きなアップダウンは見あたらない。標高574m暗いまで下りるとロードに出て、町の中を通って西富士中学校へ。
こうしてみると、やはりこどもの国までが苦しい展開になりそうだ。逆にいえばこどもの国まで来れば少し安心できるだろう。STYの場合は序盤がかなり走れることになるので、かなりスピードが上がるかもしれない。