本日15日は渋谷・松濤のゴールドウィン本社にて、Ultra-Trail Mt. Fuji Count Down Partyが開催された。当方もあれこれして少し遅れながら参加。UTMBのディレクター、カトリーヌ&ミシェル・ポレッティさん夫妻の他、海外の有力選手もご参加。
当方も有力選手にインタビューを敢行しました(いや、ただ立ち話をして写真をとっただけです)。
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左から、Hal Koerner(アメリカ)、Duncan Carahan(アメリカ)、Zigor Iturietta(スペイン)、Julien Chorier(フランス)、Adam Campbell(カナダ)、大会実行委員長の鏑木毅さん。
下は、「このレースを通じて、ランナーや観客の皆さんに何を伝えたいですか」という質問へ各選手が答えるところ。
また、以前当方が書いた各選手の紹介は次の記事でご覧ください。
[UTMF] エントリーリスト公開!早速のPreview of Ultra-Trail Mt. Fuji 2012 | Dogs or Caravan.com
Julien Chorier / ジュリアン・ショリエ
昨年のアメリカのハードな山岳レース、Hardrock100で優勝したジュリアン。そのことに触れてUTMBでも優勝するんじゃないの、と話を振ったところ、「UTMFのコースは割とフラットだけど、フラットなコースは得意じゃない」と控え目な言葉。後半にスゴいアップダウンがあるよ、とは話したものの、彼ほどになると天子山塊くらいでは強みを出せないと感じるらしい。始めての来日。
Chuckanuts50kで勝った彼。来月からは弁護士の仕事をお休みしてフルタイムのランナーとなるとのこと。今年はUTMBに出るとのことで、初の100マイルレースだというUTMFはモンブランに向けた彼の力試しとなるのかもしれない。シューズの話になったが、Salomon / Sense(キリアンが履いているあのシューズ)で出るとのこと。当方がNB/MT110で出るつもりというと、Senseも似た感じだとのこと。
スペインの選手。最初は目深にサンバイザーをかぶっていたので誰だかわからなかった。そんなに各地のレースに出ているわけではないが、当方にはセバスチャンのビデオシリーズ、”Get Ready For”でなじみがある。ダウンヒルが得意、100マイルはあまり走っていなくて80-100キロくらいのレースが得意とのこと。ヨーロッパの山岳レースをフィールドにしているのだろう。今年のメインレースもイタリア・ドロミテで行われるLavaredo Ultra Trailだとのこと。ステージ上では英語は苦手と口数は少なかったが、実際は流暢なもの。恥ずかしがり屋のようだ。
そしてハル・コナー。当方にとっては日々観ている映画”Unbreakable”の主人公の一人であり、いよいよ話す段でいささか緊張。しかし、話してみると映画の中そのままのナイスガイ。映画の話、UTMBの話など聞いたのち、レースの話でジュリアンは走れるレースだから厳しいかもといってたよ、とアドバイス(ジュリアン、ごめんよ)。かなりテンションが上がった。
あと、Duncan Carahan/ダンカン・キャラハンも来ていたが、話せず。ランナー仲間のI川さんによれば、彼はたけし軍団の人らしいです。
などなど、いよいよ盛り上がってきたUltra-Trail Mt. Fuji。UTMFは18日金曜日午後3時、STYは19日土曜日午前10時にスタートです。