昨日29日水曜日のシャモニーは夕方6時過ぎに強い雨が降り、気温が下がってきている。先のポストでご紹介したとおり、悪天候がレース中は予想される。
これを受けて大会事務局から、衣類の追加など冬並みの寒さに対応するようにレギュレーションを強化するとのアナウンスがなされた。以下はその内容。
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・冬のような天気、低気温で風が強く、降雨あり。標高1800ー2000mあたりからは雪となる見込み。
・風が強いので体感気温は-10℃まで下がる可能性あり。
・これを受けてTDS,CCC,UTMBでは以下の対応をすること。
-衣類は4枚を重ね着する用意をすること(これまでのレギュレーションでは3枚の重ね着が必須とされていた)。
-できるだけ厚くて丈夫な防水グローブを用意すること。
-より厚い下着を用意すること。
-できるだけ暖かい防水グローブを用意すること。
-ウォームハット(ビーニーキャップ)に加えて、耳や顔の一部を覆うバンダナ/バフを用意すること。
・従来のレギュレーションに従うだけでは低体温症になるリスクがある。
先の記事にも書いたが、もっとも重要なのは重ね着するベースレイヤーを厚くすることと思われ、パタゴニア/R1プルオーバーのようなものが必要となるかも。レギュレーションの強化とはいえ、途中でチェックしたりはしないだろうが、安全のため例年にはない装備で臨む必要があると考えた方がよさそうだ。