今年2012年5月に初めて開催された河口湖畔を起点・終点に約160キロを走るトレイルランニングレース、「ウルトラトレイル・マウントフジ」。その第2回となる2013年の開催について、大会公式サイトで発表されている。
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「ウルトラトレイル・マウントフジ」2013年開催について | NEWS & INFORMATION|ULTRA-TRAIL Mt.FUJI
開催日、コース設定については、次の通り。
自然保護団体の方々からご意見やアドバイスをいただき、
動植物の繁殖時期である5月~6月を外して開催する予定です。
また、舗装路区間を減らしトレイル率を増やすよう関係省庁へ申請しています。
開催日・コースの発表は改めてお知らせいたします、しばらくお待ちください。
5月から6月を外すということは第1回の今年とは違うタイミングで開催されることになる。7月8月の真夏の開催となるのか、あるいは3-4月の春の開催となるのか。あるいは秋のレースシーズンに開催?UTMBなど海外の100マイルレースとの兼ね合いもあって、ランナーにとっては気になるところ。
トレイル率を増やす方向とのことで、コース自体は今年以上にアップダウンの大きいチャレンジングなコースとなりそうだ。
参加資格についても言及されている。
UTMF
大会当日に18歳以上の男女で、コースを迷うことなく制限時間内に完走できること。
2010年1月1日以降に、100km以上のトレイルランニングレースを1回以上完走、
あるいは70km以上のトレイルランニングレースを2回以上完走していること。STY
大会当日に18歳以上の男女で、コースを迷うことなく制限時間内に完走できること。
2010年1月1日以降に、70km以上のトレイルランニングレースを1回以上完走、
あるいは40km以上のトレイルランニングレースを2回以上完走していること。両クラスとも、エントリーの際に、完走した大会の名称、開催年月日、レースナンバー、タイムなどの申告を必要とします。
約160キロのUTMFは一昨年2010年、昨年2011年、今年2012年(そして2013年も?)に100キロ以上のトレイルランニングレースを1回以上、あるいは70キロ以上を2回完走していること。もし現時点で何も要件を満たしていないとなると、来年のUTMF参加には今週末の信越五岳(110キロ)を完走するか、11月の八ヶ岳スーパートレイル(100キロ、または160キロ<ただトレイル率は半分ほどとの話があり、これが対象となるかは確認を要するか>)を完走するか。あるいは来月10月のハセツネ、OSJ氷ノ山、来年3月予定のIzu Trail Journeyのどれか二つを完走することが必要となる。もちろん、海外のトレイルレースもカウントされるだろう。
約90キロのSTYは40キロ以上を2回完走とのことなので、今からでも対象レースは多そうだ。
当方の経験でも、今年のWestern States、UTMBともに海外のランナーと話していて日本のトレイルランニングレースが話題となると決まってUTMFの名前が話題に上った。世界のトレイルランニング・コミュニティへの窓口として、第2回大会がますます魅力あるものとなることを願いたい。
当サイトでもウルトラトレイル・マウントフジ/UTMFの話題は今後も細かくお伝えします。