[DC] ダコタも2度の水切れに苦しむ・山田、奥宮、相馬の終盤の駆け引き ハセツネ報告会@MHW原宿

ハセツネの翌日の10月9日(火)の夜に、マウンテンハードウェア原宿店でハセツネ報告会が行われ、 / ダコタ・ジョーンズ、、山田琢也の各選手が出席。ハセツネのレースを振りかえり、レースの状況や感想を語った他、参加者との間でトレーニングの方法や補給の仕方などについてQ&Aがありました。

マウンテンハードウェア原宿店 ブログ : ハセツネ報告会開催とトレイルランニングフェア

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当方もこのイベントに参加。Twitterでも一部その内容をテキスト中継しましたが、以下に当方の印象に残った話題をまとめてみました。

(レースの展開)

・ダコタはハセツネのレース中は時計を身につけていなかった。レースではつけないことが多く、それは身体の感覚に敏感になるため。

・奥宮さんはスタート直後、広徳寺あたりで1000kcalほどのジェルが入ったフラスクを落としていた。動揺したが冷静に考えて予備に持っていたジェルなど補給食を使えば最後まで持つはずと判断。実際には日の出山あたりで補給食は尽き、フィニッシュまでぎりぎりだった。

・奥宮さんはCP1浅間峠には5位。タイムをみてもう少し早くてもいいのではと思った。例年に比べて身体がきつい感じなのにタイムが出ていなかった。

・ダコタは最初は近藤さんのあとについて走っていた。下りは近藤さんが早いので下りで離されて、登りで追いかけるというパターンが続いた。三頭山手前の登りで近藤さんを抜いてトップに。その後も近藤さんがついてくるかと思ったが、次第に差が開いていった。

・山田さんのCP1浅間峠は7位。最初は身体が重い感じだったが徐々に調子が出てきた。

・浅間峠を過ぎたあたりから山田さん、奥宮さん、加藤淳一さんは4-6位集団でその後しばらく一緒に走った。

・ダコタは手持ちのハイドレの2Lは32k(西原峠あたりか)で飲み干してしまい、その後CP2月夜見までは喉の渇きに苦しんだ。CP2で補給後もまた水がなくなり、御岳の手前で沢に飛び込んでその水を飲んだ(注・文脈からすると綾広の滝のあたりの湧き水の水場ではなく、養沢川につながる沢に直接入って飲んだみたい。ワイルド!)

・CP3御岳に入ったDakota。チェックポイントは静かで自分が来ることを予想していなかった様子。通過してから騒がしくなったのを覚えている。御岳神社の参道を通ったが、こんな山の中をずっと走っていてここだけこんな伝統的な雰囲気のきれいな町があったので驚いた。

・3人で走っていた奥宮さん、山田さん、加藤さん。3人で走っていたペースは決して速くなく、後ろから誰か来るのでは、と考えながら走っていた。後ろからやってきたのは相馬さん。大岳山から下りたところで一気に相馬さんがやってきて抜き去っていった。あとで相馬さんと話したところ、相馬さんは3人がまだ力を残していそうなので普通について行かずに一気に抜き去るしかないと考えたとのこと。相馬さんは3人から姿が見えなくなってから少しペースを落としたらしい。山田さんはフィニッシュしてみたら前の相馬さんとは30秒しか離れていないことに拍子抜けした。

・奥宮さん、山田さん、加藤さんの3人はCP3御岳を過ぎたあたりから山田さんが少しずつ先行していった。ライトの電池が切れかけで不安に思いながらのラストスパート。

・ダコタ。コースマークはしっかりしていたので途中で迷うことはなかったが、最後に五日市の住宅街に出てきたとき、どっちに進んだらいいのかわからなくなって、100mほど引き返したりもした。

 

(レースが終わって)

・ダコタ。コースを全部試走するなどしてもっと知っておけばタイムは短縮できると思う。

・奥宮さん。今回の結果(6位)についてはやはり悔しい気持ちはある。一度は優勝のトロフィーに名前を刻みたい。来年もハセツネには出るが、他にも出たいレースもあり、目標レースとして取り組むかどうかはわからない。

 

(トレーニングについて)

・ダコタは普段からトラックやロードのトレーニングはあまりしていない。実際のコースに近いトレイル、山でヒルリピートをしている。

・ダコタは冬の間はランニングの量を減らして、スキーやクライミングなどをしている。年中トレーニングをして追い込んでいてもパフォーマンスは直線的に上がることはない。休養期間をおいてその間に多少パフォーマンスが下がったとしても、次にトレーニングを再開すれば前よりはパフォーマンスが上がる、という具合にジグザグ状に実力はつくもの。

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