欧州遠征中に溜め込んでいた話題いろいろ。UTMB関連の記事、インタビュー。トルデジアンを超える厳しさ？PTLのレポートと写真。Ultra Trail World Tourをめぐる北米の反応、などです。
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今年もハセツネが近づいてきましたが、Mountain Hardwearからは昨年、7時間22分のコースレコードで圧勝したDakota Jonesと、女子で6月に柴又100kで来日して優勝したAmy Sprostonが参戦するとの発表。今年は10月13日日曜日にスタート。当サイトでもハセツネに関する情報をお知らせしていきます。
「ハセツネ」にグローバルアスリートが参戦 （Mountain Hardwear JapanのFacebookページのタイムラインより） -
ひざ下までの７分丈のタイツ。ランナーは膝を覆うウェアを好まない人が多いのであまり人気がないが、これから冬にかけての寒い季節ではちょうど良く感じる機会が多いもの。このiRunFarの記事でおすすめのPearl Izumiのタイツはインナーショーツ付きでなかなか快適。当方もシャモニーで見つけてTor des Geantsで使いました。
Manpris Shootout! -
今、最も注目のトレイルランナーの一人、Timothy Olsonのインタビュー記事。トレーニングの他、今年息子が生まれてからの生活の変化などについて語っている。
Tim Olson on how to run—and win—100 milers while making it look easy | Raising Rippers | OutsideOnline.com -
UTMBでレース史上初めて女子で総合10位以内（7位）に入り、22時間37分という女子の大会記録を作ったRory Bosioの短いインタビュー。UTMBのレース中の出来事、トレイルランニングを始めたきっかけなど。UTMBではジェルの他に蒸かしたサツマイモにオリーブオイルと塩を加えたものをジップロックの袋に入れて途中で食べたとのこと。
Trail Queen: 5 Questions With Rory Bosio – Competitor Running -
そのRory BosioによるUTMBの詳しいレポート。終盤のBonattiの山小屋では今回ケガで出場しなかったUTMBの女王、Lizzy Hawkerから励まされたとのこと。
The North Face Ultra Trail du Mont-Blanc Race Report : Rory Bosio – Never Stop Exploring -
UTMBでRoryが素晴らしい成果を挙げたのよりもTonyがDNFになったことの方が話題になりすぎていないか、という問題提起をしたのはアメリカの女子有力ランナー、Aliza Lapierre。事実は別としてもメディアとしては女子の成果を伝えることは大きな役割と実感。
Dominance at Ultra-Trail du Mont Blanc | Running Times -
UTMBのイベントの一つ、PLT (Petite Trotte a Leon)。300km/24000mD+で順位はつかないアドベンチャーイベントに参加したアメリカのチームのレースレポート。こちらも最後まで完走することはできなかった模様。写真を見るだけでも雰囲気が伝わる。160kmのUTMBとはまた違う世界。Tor des Geantsは近いがPTLにはコースマークがなく、TdGにはないクライミング的な要素があるらしい。こちらのレポートは読み物としてもレベルが高い。
（その１）Jill Outside: A strange form of life
（その２）Jill Outside: A hard way to come
（その３）Jill Outside: In a dark little room
（その４）Jill Outside: A strange one
（その５）Jill Outside: Aftermath -
UTMBの翌日に開催となったUltra-Trail World Tourに関する報道でこちらはESPNのもの。ウルトラ／トレイルランニングのスポーツとしての成長に伴うもの、との捉え方。
Lofty goals for new world trail run series – Endurance Blog – ESPN -
Ultra Trail World Tourに関連しては発表以来様々な意見が。特に北米では下のようにこのスポーツの良さは堅苦しくなくて、コース上の誰もと顔見知りであるようなアットホームなところなのに、それが失われてしまうのではないか、というような意見も目立つ。
The Running Man: Making the Sport of Ultrarunning Something It’s Not -
Ultra Trail World Tourに関連して、こちらはGeoff Roesのコラム。トレイルランニングの盛り上がりの勢いがより強いヨーロッパのレースと比べると、北米のレースは急なアップダウンが相対的に少ないほか、一つのレースあたりでは参加できるランナーの数が少ないという違いがある。さらにヨーロッパから生まれたUTWTで現在加盟を決めた８つのレースの中で北米からはWestern Statesだけ。このスポーツが世界全体として発展していくには例えばUTWTには北米からあといくつかのレースが加わるべき、と。当方の観察ではGeoffのような意見は北米のランナーの間では少数派の印象。iRunFarより。
The New Global Picture -
Jeff Browningによる100マイルレースで成功する秘訣。アメリカ流なので椅子には決して座ってはいけない、とか。これは当方はWS100で実感したところ。
１００マイル走ることについて知っておくべき１０のこと – パタゴニアのブログ「クリーネストライン」 -
英Gardian紙のコラム「怠けがちな人のためのウルトラマラソン練習法」。そろそろ来シーズンのことを考え始めるころなのでちょうどよい読み物かも。
The lazy person’s guide to training for an ultramarathon | Life and style | theguardian.com -
9月7日にKilianがSalomonのチームメイトのEmelie Forsbergとモンブランに登り、ルートを誤って動きが取れなくなりレスキュー隊を呼ぶことになった一件。KilianとEmelieによる顛末記。そしてGear Junkieによる必要なギアガイド。早速いろいろ叩かれてはいるけれども、二人には前向きに頑張ってもらいたい。当方はこの数日前にイタリア側からモンブランに向かった二人に会ったばかりだったのでびっくり。
Blog | Kilian Jornet Burgada
Being rescued | Emelie Forsberg
Rescue of Pro Runners Underscores Importance of Emergency Gear | Gear Review | Gear Junkie -
Adam Campbellのロングインタビュー。ナイジェリアで育った子供時代からトライアスリートを経てトレイルランナーに。最近の生活の変化についても。iRunFarより。
Adam Campbell: A Life in Motion -
ランニング・フォームをストライドを小さく、高回転に改めても（少なくとも一時的には）ランニングエコノミーは下がってしまう、というお話。毎日走っているうちに身につけたフォームは無意識のうちに身体が効率的な動きに最適化しているから、というわけだが、だからといって改善の余地がないわけではないはず。フォームの見直しは無意識に身に付くくらいのシーズン単位で考える必要がありそう。
Study: Changing Running Stride Does More Harm Than Good – Competitor Running -
山に行った時、先に進むのを止めて帰ってくるべき５つの兆候。スタートが遅くなったとき、天候が悪化したとき、などのほか、「何か嫌な予感がしたとき」も。
5 Signs That Tell You to Just Turn Around Outdoors -
練習熱心なランナーは要注意、オーバートレーニング症候群についてのJoe Uhanによる解説の第一回目。集中して過度のトレーニングに取り組む期間が続くと数日の休息では取れない身体の怠さや疲れを感じるようになる、という症状は知られているものの、具体的な症状や原因（と考えられること）の解説は珍しい。iRunFarより。
Overtraining Syndrome: Part One
ウルトラ・トレイルランニングに関する情報をクリップするFlipboardのマガジン、Trailblazer – by DogsorCaravan.com ではコメントを付ける前のニュースソースをリアルタイムでご覧いただけます！スマートフォン、タブレット、PC、Macなどでご覧いただけます。
