10月12日(日)の日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)で、9回目の出場で7時間28分で男子3位となった奥宮俊祐 / Shunsuke Okunomiyaさん(Montrail / MountainHardwear)にレース翌日にインタビューしました。
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今回が9回目のハセツネ出場で、そのうち8回で表彰台(総合6位以内)に登っている奥宮さんは、今回自己ベストを更新する7時間28分34秒でフィニッシュしました。例年と比べて、出場するレースの予定に沿って計画的なトレーニングを積むことができ、ベストの状態で臨むことができたといいます。序盤の上位選手の速いペースにも積極的についていき、コース後半でもいいレースができる余力をギリギリまで見極めたといいます。
そうした今年のレースの間も奥宮さんが思い出していたのは相馬剛さんのこと。ハセツネをはじめとする様々なレースを一緒に走り、相馬さんの遭難の直前のEiger Ultra Trailには一緒に日本から参加していました。今回のハセツネでも、「相馬さんならここで力を緩めることはないはず」と考え、終盤は相馬さんのベスト記録(7:37:18)を目標にして力を出し切ったといいます。
今回、上田瑠偉さんが7時間1分というタイムで大会記録を更新して優勝したことについては「信じられない記録」と驚きを隠しませんが、まだ自分も負けられないと話してくれました。でも、4–5年前に上位を競い合った選手の顔ぶれが少し懐かしい、とも漏らします。
7月に相馬剛さんがマッターホルンで遭難したことを受けて、奥宮さんが立ち上げた「Fuji Trailhead後援会」についても紹介していただきました。相馬さんの捜索やご家族の支援のための募金をゆうちょ銀行への振込により随時受け付けている他、New-HAREのコールドシートを購入することでその売上げ全額が寄付されることをご紹介いただきました。
奥宮俊祐さんとのインタビューは下からご覧下さい。
奥宮俊祐 / Shunsuke Okunomiya ハセツネ・カップ 2014 レース後インタビュー – YouTube