130kmのウルトラから64kmのファミリーリレーまで、レユニオンの新レース、TransRunは5月開催 #PR

TransRun-Reunion-logo

グラン・レイド・レユニオン/Grand Raid Reunionについては日本でも関心を持つトレイルランナーが増えていますが、グラン・レイド・レユニオンが開催される南インド洋のレユニオン島で新しいトレイルランニングレース、「TransRun」が今年5月29–31日に開催されます。

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TransRun-Reunion-logoグラン・レイド・レユニオンにも匹敵する130kmのウルトラディスタンスやそのハーフ・コースだけでなく、グループで参加するリレー・レースが設けられ、ハイレベルのレースとなりそうなエリートの部と、家族や仲間で楽しめそうなファミリーの部がある、というユニークなイベントです。

TransRunのウェブサイトによると、4つのイベントが企画されており、それぞれのコースマップもすでに公表されています。

TransRun 131km / 7118mD+

レユニオンの県都で島の北部にあるサン・ドニ/ Saint Denisをスタートして、島の南部、活火山のピトン・フルネーズを背後にする港町のSaint-Philippe/サンフィリップへと至る131kmのトレイルランニングレースとなるようです。グラン・レイド・レユニオンの160kmのメインレース(ディアゴナル・デ・フゥ)と比べると、コースの進む方角が逆のほか、シラオス圏谷に入らないなどの違いがありますが、レユニオン島の秘境で、車では行くことができないマファテ圏谷はコース前半部にしっかり含まれているほか、終盤にグラン・レイド・レユニオンではコースに入っていない富士山の登山道をフラットにしたような火山(ピトン・フルネーズ)のカルデラがコースとなっているのが魅力的です。

TRANSRUN_by_DECATHLON

134kmのコースマップ。グラン・レイド・レユニオンとは南北の向きが逆のほか、一部コースが異なります。TRANSRUNのウェブサイトより。

Semi TransRun 64km / 2712mD+

こちらは、上記のTransRunの後半部分、エルブール/Hell-Bourgからサンフィリップ/Saint-Philippeの64km。こちらは累積標高差をみてもわかるように比較的フラットで走りやすいコースですが、後半には上記のカルデラのパートがしっかり含まれています。

Relais- Elite 130km / 4 legs

130kmのTransRunのコースを4人のランナーがつなぐリレーのレース。最大のハイライトとなるのはレユニオン島の秘境、マファテ圏谷を通る46.8km / 3062mD+のパート(Dos D’Ane – Hell-Bourg)でしょう。

Relais- Famille 64km / 6 legs

こちらは、概ねSemi TransRunのコースを6人のランナーでつなぐリレー。最初の区間はエルブール/Hell-Bourgの町をぐるっと回る4.3kmとなっており、子どもでも安心して走れそうです。こちらのハイライトは、第5区間・15.8kmでしょうか。フラットな火山のカルデラを走った後は標高差1760mの長い下りです。

10月に開催されるグラン・レイド・レユニオン/Grand Raid Reunionと同じようにバラエティに富んだレユニオンの自然を楽しめるコースとなりそうですが、グラン・レイド・レユニオンにはないパートも含まれていて、楽しめる要素はこちらの方が多い、ともいえそうです。また、リレーのレースはトレイルランニングではありそうでなかなかない斬新なもの。移動などの大会運営の負担は大きそうですが、エリートの部もファミリーの部もトレイルランニングの新しい楽しみ方の先行例となるかもしれません。神奈川県と同じ面積に84万人の人口を持つレユニオン島には年間90ほどのトレイルランニングレースがあるといいます。

TransRunは今年5月29–31日に開催予定で、大会日程やレギューション、エントリーなどの詳細は追って発表される模様です。

(source: TRANSRUN by DECATHLON

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