【お知らせ・4月17日に開催されたイズニック・ウルトラ/Iznik Ultraに参加した当サイト・岩佐のレポートがランニングマガジン・クリールに掲載されました。このレポートでは紹介しきれなかったイズニックへの旅行の様子をこれから紹介していきます。】
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レポートの掲載されたランニングマガジン・クリール7月号は現在発売中です。
![2015-05-25 12.13.18Xsmall](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/2015-05-25-12.13.18Xsmall.jpg?resize=270%2C180)
トルコの乗り物いろいろ
今回、イズニック・ウルトラに参加するために初めてトルコを旅行したわけですが、日程の都合から訪れたのはイスタンブールと大会が行われたイズニックだけでした。それでもトルコで幾つかの乗り物に乗ることができました。
まずはアタチュルク空港からイスタンブール市内へ。空港の駅でプリペイドのICカード「イスタンブールカード」を購入します。デポジットの6トルコリラ(約280円)とチャージする金額を販売機に投入してゲット。このイスタンブールカードはメトロ(地下鉄)、トラム、バス、連絡船など公共交通機関では広く使えて回数券やジェトン(トークン)よりも割安なので、イスタンブール市内を歩きまわる予定なら最初に入手しておきたいところ。
![Istanbul Transportation Metro](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-DSCF0498-2.jpg?resize=480%2C320)
地下鉄の空港駅からメトロ1号線(M1)に乗ります。ちょっとした食べ物も買えるキオスクもありました。
![Istanbul Transportation Metro 2](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-DSCF0500-2.jpg?resize=480%2C320)
車内はボックス型のシートもあってゆとりがありますが、この後、郊外からの電車との乗換駅から先は朝の通勤客でかなり混雑。イスタンブールの街の勢いを体感します。
![Istanbul Transportation Metro 3](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-DSCF0503-2.jpg?resize=480%2C320)
まずはホテルを予約した旧市街の観光エリア、スルタンアフメットへ向かうため、メトロのゼイティンブルニュ/Zeytinburnu駅でトラムに乗り換えます。混雑する地下鉄から荷物を抱えて降ります。イスタンブールの場合は乗り継ぎの場合も必ず改札を出て、次の電車に乗るために改札を通ります(ICカードをかざして運賃を支払います)。このため、改札を出るときはICカードをかざす必要がありません。
![Istanbul Transportation Tram](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-DSCF0515-2.jpg?resize=480%2C320)
トラムに乗って旧市街に向かいます。その名の通り、自動車が通っている道路の真ん中に敷かれているレールの上を走る路面電車で、窓から見える街の様子が楽しいです。
![Istanbul Transportation Tram 2](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-2015-04-13-09.39.24-2.jpg?resize=480%2C360)
トラムのT1線は郊外からスルタンアフメットなどの旧市街を経て、ガラタ橋を渡り、新市街のカバタシュまで通じていて観光にも便利な路面電車でした。
![Istanbul Transportation Tram 3](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-DSCF0528.jpg?resize=480%2C320)
こちらは同じくトラムで、新市街側のメインストリート、イスティクラール通りに沿って走ります。ノスタルジック・トラムヴァイという名前の通り、どちらかというと旧型の電車の風情を楽しむ観光用の電車という位置付けのようで、電車も一両編成で線路も単線です。移動の手段としては並行して旧市街側のイェニカプまで通じているメトロM2線が便利。
![Istanbul Transportation Tram 4](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150414-DSCF0724.jpg?resize=480%2C320)
他にもイスタンブールの面白い乗り物としてはこちらのテュネル。新市街のテュネル広場とカラキョイを繋ぐ長さ573m、標高差60mの地下ケーブルカーで、できたのは140年前のオスマン帝国の頃で、世界で2番目に古く、世界一短い地下鉄だという話も。
![Istanbul Transportation Tunel](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150414-DSCF0737.jpg?resize=480%2C320)
もう一つの地下ケーブルカーは2006年にできたばかりのフュニキュレル。こちらも長さは600mほどであっという間に終点です。上のタクシム広場は新市街観光の中心で、下のカバタシュはトラムが接続していたり、連絡船の乗り場もあるので、このフュニキュレルも短いけど便利な路線です。
![Istanbul Transportation Funikuler](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150413-DSCF0533.jpg?resize=480%2C320)
ボスポラス海峡やマルマラ海、金角湾といった海に面して街が広がるイスタンブールでは連絡船を使った移動も便利。主要な航路は10–30分間隔で運行しているので乗り降りする場所を確かめておけば移動しながらちょっとしたクルーズ気分が楽しめます。こちらはイズニックへの移動のために乗ったヤロワへの高速船。自動車やバスも乗り込みます。
![Istanbul Transportation Denizyolu](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150417-DSC07701.jpg?resize=480%2C320)
デッキで潮風を浴びるのも楽しい。地中海の照りつける太陽がまぶしい。
![Istanbul Transportation Denizyolu 2](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150416-DSC07680.jpg?resize=480%2C320)
こちらはカディキョイからアジア側のカドゥキョイへと向かう船。青空と輝く海をバックに赤いトルコの国旗が際立ちます。
![Istanbul Transportation Denizyolu 3](https://i0.wp.com/trailrunning.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2015/05/20150416-DSC07664.jpg?resize=480%2C320)
この他にバスやタクシーを乗りこなせれば市内の移動はバッチリでしょう。タクシーや車に乗せてもらった印象では、イスタンブール市内の道路の混雑と運転のワイルドさはかなりのもの。レンタカーで市内を移動、というのはちょっと遠慮したい感じでした。