[DC] 当サイトがライブ速報・FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき 2015 プレビュー

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今週末の11月15日日曜日、滋賀県高島市でFAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつきが開催されます。先日ご紹介したこのイベントについて、当サイトでは現地からライブ速報をお届けします。

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FairyTrail2015-logo琵琶湖の西側、高島市朽木を拠点に開催される「FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき」は昨年に続いて今年が2回目の開催。大会名称の由来となっている妖精がいそうな深い森や琵琶湖を眺めることのできるトレイルをコースとする40kmのロングコースと、その後半部分にあたる18kmのショートコースが予定されています。

当サイトでは大会前日の14日土曜日の大会会場・グリーンパーク想い出の森の様子や、15日日曜日の午前6時30分にスタートするロングコースのレースを中心にコースの様子や上位選手のレースの途中経過をTwitterアカウント / @DogsorCaravanでお送りします。またFacebookページでもの速報をまとめながらお伝えしていきます。加えてレース直後にはリザルトのまとめ、上位入賞者のインタビューなどの記事をお送りする予定です。

今回の「FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき」のライブ速報は大会実行委員会のご協賛によりお送りします。

前夜祭、そして当日のコース?

大会前日の14日土曜日の前夜祭には高島・朽木の名産である鯖寿司や日本酒に加えて、琵琶湖産川エビのかき揚げや湖魚のつくだにが振舞われるほか、もちつき大会も開催の予定です。さらに招待選手やゲストによるトークイベントも開催。

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by Sho Fujimaki, courtesy of Fairy Trail Takashima Kutsuki Trail Run unless mentioned

40kmのロングコースは朽木の中心を流れる安曇川の東岸となるグリーンパーク想い出の森をスタート。登りの林道で第一エイドが置かれる朽木スキー場(10km地点)へ。ここからは蛇谷ヶ峰(12.5km地点)まで標高差460mの急な登りとなります。蛇谷ヶ峰からは琵琶湖も東側に見渡せる稜線上のトレイルとなります。この稜線上のイクワタ峠(19km地点)から安曇川沿いの栃生(とちゅう)へは標高差670mの急な下り。

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第二エイドの栃生(22km地点)からは安曇川西岸の集落の中を5kmほど走ってから、コース最高地点となる標高949.9mの白倉岳(28km地点)への登りのトレイルへ。この登りも距離3kmで標高差700mという大きな登りとなります。白倉岳からは北側に延びる尾根に沿って徐々に下り、第三エイドの大彦谷林道(33km)へ。この下りに妖精がいそうな深い森が広がります。雲洞谷山(うとだにやま、34.8km)、行者山(37km)を経て、明護坂(みょうござか、38km)までくるとフィニッシュとなる朽木中学校のある朽木の町が見えてきます。

制限時間は40kmのロングコースが9時間30分、18kmのショートコースが8時間30分となっています。第一回大会の優勝タイムはロングコース男子が4時間16分12秒(大杉哲也)、ロングコース女子が5時間25分41秒(丹羽薫)、ショートコース男子が1時間58分40秒(宮地藤雄)、ショートコース女子が2時間34分41秒(長屋百合子)となっています。

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Fairy Trailに出場する有力選手

当サイトのプレビュー記事恒例の有力選手の紹介は次の通り。京都や大阪からも近い朽木だけに、特に関西からは有力ランナーが集まります。

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大杉哲也 / Tetsuya Osugi

男子では昨年のこの大会で優勝の大杉哲也 / Tetsuya Osugi(Salomon)が今年も優勝候補となります。大阪府チャレンジ登山大会(ダイトレ)での連覇や2013年ハセツネCUPで2位などの結果を残している大杉は今年9月のウルトラトレイル・マウントフジ / で3位となったばかり。最近も10月の若狭路トレイル32kで優勝。そして同じく関西からは新名健太郎 / Kentaro Shimmyo(HOKA OneOne)が登場。今年は奄美ジャングルトレイル50kで2位、峨山道トレイル74kで6位とレースで活躍しながらも、関西各地のトレイルで最速記録に挑戦するといった活動も行なっています。そしてトランスジャパンアルプスレース(TJAR)を2014年に完走している佐幸直也 / Naoya SakoもFairy Trailに出場です。

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渡邊千春 / Chiharu Watanabe

関東から参加のランナーでは 青木光洋 / (HOKA OneOne)に注目。昨年の上州武尊山60kで優勝、峨山道トレイル74kで2位。先週の神流MR&Wの50kペアでは村井涼とともに四連覇を達成しています。このほか当サイトの注目はスカイランニング日本選手権・美ヶ原80kで7位、ウルトラトレイル・マウントフジで13位の佐藤圭介 / 、そしてベテランの渡邊千春 / Chiharu Watanabeが出場します。

さらに中部からは今年は奥三河63kで2位、峨山道トレイル74kで3位、スパトレイル72kで3位、OSJ山中温泉74kで優勝、そして先月のハセツネで7位と今シーズン各地のトレイルレースで活躍している伊藤健太 / Kenta Itoが出場します。谷口佳希 / Yoshiki Taniguchiは昨年のこの大会で3位、今年は比叡山50kで2位、白馬国際50kで優勝で伊藤とともに今回は優勝争いに加わるかもしれません。その他、TJARでの活躍のほか今年はトル・デ・ジアン / Tor des Geantsにも参加した阪田啓一郎 / Keiichiro Sakataも参加します。

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丹羽薫 / Kaori Niwa

女子では今、関西を代表するトレイルランナーとして注目の丹羽薫 / Kaoru Niwaが登場です。昨年のこの大会のチャンピオンは今シーズンはスカイランニング日本選手権・美ヶ原80kで2位、ウルトラトレイル・マウントフジ / で4位、ハセツネで4位、そして海外ではTransVulcania 73kで8位の活躍で注目を集めています。吉住友里 / Yuri Yoshizumiの名前はトレイルランニングでは耳馴染みがないかもしれませんが、大阪在住のロードランナーで2012年北海道マラソンで2時間39分で優勝というキャリアを持つスピードランナー。Fairy Trailで華麗な走りをみせるか。さらに昨年の白馬国際50k優勝、北丹沢3位の湯浅綾子 / Ayako Yuasa(inov–8)にも注目です。

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このほか、2013年ウルトラトレイル・マウントフジ / UTMFで優勝、24時間走歴代世界2位の原良和 / Yoshikazu Hara(HOKA OneOne)、今年のウルトラトレイル・デュ・モンブラン / UTMBで12位の / Takashi Doi、この大会で昨年2位での山本大賀 / Taiga Yamamotoも会場にやってきますが、レースへの出場はしない見込みです。

原良和/Yoshikazu Hara

原良和/Yoshikazu Hara

UTMBを12位でフィニッシュした土井陵 / Takashi Doi。

土井陵 / Takashi Doi

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