[DC] 2016年トレイルランニング世界選手権は10月29日にポルトガルで開催の85km / 4,500mD+

Trans-Peneda-Geres-2016-screenshot

来年10月29日にポルトガル北部で開催されるトランス・ペネダジェレス / Trans Peneda-Gerêsが2016年トレイルランニング世界選手権 / Trail Running World となります。今年の世界選手権では日本の代表選手の姿を見ることができませんでしたが、来年は日本代表のチーム・ジャパンの選手が世界の有力選手とともにトレイルを駆ける姿が見られるかもしれません。

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Trans-Peneda-Geres-2016ロードも含めたウルトラマラソンの国際競技団体である国際ウルトラランナーズ連盟/International Association of Ultrarunners(IAU)が開催してきたトレイルランニング世界選手権(Trail Running World Championship)ですが、今年から新たに国際トレイルランニング協会/International Trail Running Association(ITRA)がその開催に協力することとなりました。両団体の協力のもとで、5月30日にフランス・アヌシーで開催されたTecnica-MaXi-Race(86km/5300mD+)の中で2015年のトレイルランニング世界選手権が開催され、39カ国から各国を代表する287人のアスリートが参加しました。

先週、両団体は来年2016年の世界選手権を10月29日(土)に開催されるトランス・ペネダジェレス / Trans Peneda-Gerêsとすることを発表。UTMBでの活躍でも知られるポルトガルの誇るトップ・トレイルランナー、カルロス・サ / Carlos Saがレースディレクターを務めるこの大会に世界各国を代表するアスリートが集結することとなります。

トレイルランニング、マウンテンランニングを陸連が所管するフランスやアメリカと異なり、所管する競技団体が確定していない日本ではこれまで日本ウルトラランナーズ協会(JUA)が代表選手をトレイルランニング世界選手権に派遣した実績がありますが今年は日本からの代表選手出場は実現しませんでした。JUAでは、トレイルランニングでは選手の登録制度がなかったり、大会ごとの特性の違いから代表選考基準を設けることが難しいといった事情はあるものの、トレイルランニング世界選手権への日本代表の派遣について前向きに検討しているとのことです。

Trans-Peneda-Geres-2016-screenshot

2016年トレイルランニング世界選手権となるTrans Peneda-Geresの大会ウェブサイト(本記事掲載時点ではまだ情報は掲載されていません)。

ITRAが公表したプレスリリース

以下は、ITRAが公表したプレスリリース(英語仏語)の当サイトによる日本語の抄訳です。

報道資料、2015年11月20日

第6回トレイルランニング世界選手権大会を 2016年10月29日にポルトガルで開催することを決定

先般11月11日にポルトガル・ブラガにおいて、国際ウルトラランナーズ協会 (IAU)とポルトガル陸上競技連盟は2016年トレイルランニング世界選手権大会に ついて、同国ジェレス(Geres)で2016年10月29日に開催することを発表しまし た。ジェレスはペネダ・ジェレス(Peneda-Geres)国立公園内に位置し、大会のコースは距離85km、累積獲得高度4,500mD+となります。IAUおよび国際トレイルランニング協会()はこの大会を後援します。

ITRA副会⻑のジョゼ・カルロス・サントス(Jose Carlos Santos)は次のようにコメントしています。「今年2015年にフランス・アヌシーで開催されたトレイルランニング世界選手権大会は、ITRAとIAUが協力することで大きな成功を収めました。 これを受けて両団体は2016年以降も協力を続けていくこととしました。世界選手権 大会ではトレイルランニングというスポーツが大切にすべき価値観を体現するとともに、世界的な実力を持つトップアスリートの参加を歓迎します。」

IAU会⻑のディルク・シュトルマン(Dirk Strumane)は次のように述べています。「世界選手権大会を開催するにあたっては、国際陸連(IAAF)の公認団体である当連盟がトレイルランニングにおいても協力するのは当然の責務です。」加えて、「IAUはウルトラマラソン競技を所管し、その世界選手権大会を開催する上で 重要な役割を果たしてきた経緯があります。二つの団体が協力することで、国際的な大会にふさわしい準備、運営、さらに見ごたえのあるレースの展開とすることができます。」と話しています。

この大会の競技委員⻑(テクニカル・ディレクター)は、数々の大会での好成績で 知られる有力なトレイルランニング選手であるカルロス・サ(Carlos Sa)が務めます。

あわせて、ITRAではトレイルランニングにスポーツとして考慮すべき事情や価値観 があることを踏まえて、国際的な議論の場を設けることを検討しています。こうした場を設けることにより、選手、競技団体、各種メディア、大会主催者など様々な関係者の考え方を集約し、来る世界選手権大会に向けて最善の方策をとることを目指しています。議論すべきテーマとしては、世界大会の開催頻度、大会の形式、参加選手の選抜基準などを想定しています。さらには、この議論が国際的なトレイル ランニング界における議論や調整の先例となることも期待しています。

トランス・ペネダジェレス / Trans Peneda-Gerêsの予告編動画

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