スペインで先週末の7月22日金曜日から24日日曜日に行われたBuff Epic Trail / スカイランニング世界選手権を終えた松本大 / Dai Matsumotoさんに表彰式の後、現地でお話を聞きました。
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富士登山競走で二連勝(2013年、2014年)した後、最近の松本大さんは海外のスカイランニングのシリーズ戦に狙いを定めており、昨年はスカイランニング・アジア選手権(MSIG Sai Kung 26k)優勝、ゼガマ・マラソン13位、世界シリーズ年間10位などの成績を挙げて注目されています。その松本さんにとって、今回の世界選手権でSKYカテゴリーとなる42kのレースではトップ10入りが一つの目標でした。今回見事に8位となった感想をインタビューで聞いています。世界のトップクラスのアスリートが競うレースで経験を積んだ松本さんは今回も冷静に周囲と自分を見極めて、自分のポジションを守りましたが、実際のところは海外のアスリートに加えて牛田美樹、上田瑠偉といった日本のチームメイトと競り合う場面もあり、日本の第一人者としては「負けられない」と気合いが入ったといいます。そして、こうした海外での経験を積むことで日本からも自分を超える選手が出てくるだろうと話してくれました。
今回、国別チームランキングで日本がスペイン、チェコに次いで3位となったことについて、日本代表チームのキャプテンとしての松本さんは「日本代表の各選手が実力を着実に発揮した結果」と評価。しかし一方では海外ではスカイランニングの競技人口が多く、その結果として実力ある選手の層が厚いとコメント。日本でも選手層を厚くすることがレベル向上の鍵だとしています。さらにこうした努力の延長線上に、世界シリーズ戦の日本への誘致に力を入れるといいます。
松本大さんとのインタビューは下から。今回のBuff Epic Trail / スカイランニング世界選手権について当サイトでは、バーティカルキロメーター、42k、105kのそれぞれについてリザルト紹介記事をお送りしています。