小原将寿 / Masatoshi Obara UTMB®︎ 2016 レース後インタビュー

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8月26日金曜日から28日日曜日に開催されたUTMB®︎で、16位になり、トップ20入りを果たした 小原将寿 / Masatoshi Obaraさんにフィニッシュ後の日曜日にシャモニーでインタビューしました。


初めてのUTMBとなった2014年には26時間22分(41位)で完走している小原将寿 / Masatoshi Obaraさんは昨年、2015年のUTMBはリタイア。しかしこの間も昨年9月のUTMFで5位となったほか、今年4月の奥三河パワートレイル70kでは優勝し、日本における長距離トレイルランニングを代表するアスリートです。今回のUTMBでは24時間39分2秒と自身の2年前のタイムを大きく上回り、トップ20入りで世界のトップアスリートの仲間入りを果たしました。

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いつもの穏やかな笑顔でシャモニーにフィニッシュし、多くの観客に迎えられた小原さんでしたが、ホテルに戻ってからしばらくは胃腸の不調に苦しむことになりました。ようやく体が落ち着いた今朝になって思うことは「力を出し切れた」、でも「目標のトップ10に届かなかったのが悔しい」。終盤のカトーニュ(146km)への大きな登りでは、ハンガーノック状態で途中で立ち止まってしまったとのこと。今回のレース全体を通じても途中で立ち止まってしまったのは唯一ここだけで、残念だった振り返ります。あの登りを頑張れば23時間以内(今回のUTMBでは上位6人に入るタイム)でフィニッシュできたはず、と悔しそうな表情を浮かべます。

小原さんは今月のUTMFに出場するほか、10月29日にポルトガルで開催されるIAUトレイル世界選手権・Trans Peneda Geres 80kにも出場を予定しています。

普段から柔和な笑顔を絶やさない小原さんですが、インタビューの中では自分の目標に向けて厳しく打ち込む素顔を見ることができました。小原将寿さんとのインタビューは下から。今回のUTMBについての当サイトのリザルト紹介記事はこちらからご覧ください。

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