吉原稔 Minoru Yoshihara Penyagolosa Trails 2017 レース後インタビュー #PenyagolosaTr

4月22日土曜日にスペインで開催されたペニャゴロサ・トレイルズ Penyagolosa TrailsのCSP(115km)に出場し、20位でフィニッシュした吉原稔 Minoru Yoshiharaさんに、大会翌日にインタビューしました。この大会は今年からUltra-Trail World Tourに加わり、来年2018年のIAUトレイル世界選手権となることが決まって注目される大会です。


昨年の奥三河パワートレイル70kで2位、OSJ奥久慈50k優勝の吉原さんは、昨年のIAUトレイル世界選手権(ポルトガル)に日本代表として出場。今回は来年の世界選手権を視野に入れての参加です。

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今回はスタート直後から先頭を走ってギャラリーの間では「あれは誰だ?」と話題になりました。その後は中盤のガレ場で足を捻挫したことから徐々に順位は後退したもの、20位でフィニッシュ。思い切って先頭を走ったことについては、昨年のポルトガルで周囲の選手に圧倒された経験から自分の力を試したかったと振り返ります。「決して自分にとっては無理なペースではないとわかったので自信が持てた」といいます。その後は捻挫したものの「捻挫がなければ、もっと上位を走れたはず」と前向きに今回の結果を振り返りました。

現在23歳の吉原さんは日本のトレイルランニング界に現れた新世代の有力選手です。序盤に思い切り飛ばして後半に順位を落とした今回のレースは、若さゆえの未熟さのようにも見えますが、本人によればあくまで計算済みで得るものが大きかったということになります。今回の経験がどのように生かされるのか、来年のペニャゴロサで行われるIAUトレイル世界選手権で吉原さんがどんな走りをみせるのか楽しみにしたいと思います。

ペニャゴロサ・トレイルズ Penyagolosa Trailsを終えた吉原稔さんとのインタビューはこちらからご覧ください。今回のペニャゴロサ・トレイルズのリザルト記事はこちらからご覧ください。

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