ヨーロッパ・アルプスの美しい山並みを楽しめる新しいトレイルランニング大会がスイスで始まります。今年初開催のスイス・アルプス100 Swiss Alps 100は7月15日土曜日に80kmとハーフマラソン(21km)のレースが行われ、現在エントリーを受付中です。
(写真・スイス・アルプス100 Swiss Alps 100のコースからの眺め。Photo courtesy of © Swiss Alps 100)
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大会はスイス・ヴァレー州の東端にあり、地中海に注ぐローヌ川の源流となっているローヌ氷河がある村、オーバーワルド Oberwaldをメイン会場にして開催。80kmのコースの最初の30kmは谷の中の村をつなぐ緩やかな下り。その後に標高差1000mを超える大きな登りでコース最高地点(標高約2500m)へ。ここからは稜線上のコースとなって谷の壮大な眺めや、雪を抱くアルプスの山や氷河を見渡しながら走ります。フィニッシュはこちらも山あいののどかな村、シンプロンドルフ Simplon-Dorfです。ハーフマラソン(21km)のコースは80kmのコースの10km地点となるミュンスター Münsterの村から、往きとは違うコースでオーバーワルドへと折り返すコースです。制限時間は16時間となっています。エントリーは現在も受付中で、80kmのレースは160スイスフラン(約18,000円)となっています。
この大会の特徴としては、比較的やさしめのコースでコース後半にはアルプスの山の眺めが楽しめるところでしょう。80kmのコースの累積獲得高度は約2,900mD+とトレイルランニングのコースとしては控えめ。制限時間もかなり余裕があるので、ほとんどの人が余裕を持ってコースを楽しみながら走ることができそうです。そして、来年には100マイル(160km)のレースを開催する計画もあるとのこと。
詳しい情報は大会ウェブサイトをご覧ください。ほとんどの情報は日本語に翻訳されています(当サイトが翻訳に協力しました)。