UTMF直前・THE NORTH FACEがUTMFに挑むあなたにおすすめするアイテムを聞いてきました【PR】


やっと帰って来てくれたんだなあ、って感じがします。あなたのいない一年七ヶ月はさびしかった。そう、ウルトラトレイル・マウントフジ ULTRA-TRAIL Mt. FUJI(UTMF)の話です。

前回の2016年9月の大会は大雨でUTMFはコースが50kmになり、STYは中止になったのはご存知のとおり。お天気がうらめしかった。そこから開催時期を2013年、2014年の大会と同じ4月下旬に戻すといいうのは英断だと思いました。でも、その結果として昨年2017年は大会が開催されませんでした。選手としてUTMFやSTYの完走を目指す人たちはもちろん心待ちにされていたと思います。そして、当サイトのようにトレイルランニングというスポーツの周りで仕事をしている人たちもみんな、やっとウルトラトレイル・マウントフジが帰って来てくれた、と思っていますよね。いろいろな試行錯誤はあると思うんですが、日本が世界に誇るトレイルランニングのお祭りとして応援していきたいな、と思うんです。

THE NORTH FACE FLIGHT TOKYO店長の鵜野貴行さん。FLIGHT TOKYOには2013年のオープン以来勤務。2013年にSTY、2014年にUTMFを完走。最近は200マイルのレースに挑戦しようと考えている。トレードマークのまんまるのパーマヘアとヒゲは「結構マメに手入れしてます」とのこと。

THE NORTH FACE FLIGHT TOKYO店長の鵜野貴行さん。FLIGHT TOKYOには2013年のオープン以来勤務。2013年にSTY、2014年にUTMFを完走。最近は200マイルのレースに挑戦しようと考えている。トレードマークのまんまるのパーマヘアとヒゲは「結構マメに手入れしてます」とのこと。

そんなわけで、UTMFを特別協賛されているTHE NORTH FACEとも最近ちょっとご無沙汰していた気がしますが、今回のUTMFでは当サイトと強力に協力していただき、4月27日金曜日にスタートする大会のライブ速報をお届けすることになりました。

当サイト岩佐も最近のTHE NORTH FACEのギアについてちょっと勉強不足な気がします。そこで、東京駅からすぐの丸の内にあるTHE NORTH FACE FLIGHT TOKYOを訪ねて、店長の鵜野貴行さんにレクチャーしてもらいました。結論からいうと、「SHAKEDRYはすごくてハイパーエアGTXフーディは絶対欲しいし、組み合わせるバックパックはティーアール10、シューズは安定感のエンデュラストレイルで」ということになりました。

長い雨でも防水性と透湿性が失われない、トレイルランニングのためのハイパーエアGTXフーディ

鵜野さん
岩佐さん、今シーズン一番オススメしたいのはこれ、ハイパーエアGTXフーディ HYPERAIR GTX Hoodieです。GORE-TEX®︎ Active with SHAKEDRY™️ Product Technologyを使ったトレイルランニングに特化した防水透湿シェルなんですよ。
ハイパーエアGTXフーディはGORE-TEX®︎ Active with SHAKEDRY™️ Product Technologyを使用した防水透湿シェル。

ハイパーエアGTXフーディはGORE-TEX®︎ Active with SHAKEDRY™️ Product Technologyを使用した防水透湿シェル。

岩佐
でも、なんかツルツルしていてただの雨ガッパみたいじゃないですか。そんなすごいんですか?
鵜野さん
そう、見た目が違うでしょう?外側にGORE-TEX®︎メンブレインが露出していて、内側に裏地のライニングが貼りあわせてあるんです。普通の3層構造の防水シェルだと、雨に濡れているうちに表面のナイロンがどうしても水分を含んでその分重くなります。ところがハイパーエアGTXフーディはメンブレインが露出していてほとんど保水しないんです。だから長時間雨の中で着ていても、撥水性と透湿性が落ちません。雨の日にトレイルランニングに出かけると、水滴は生地に弾かれて落ちていくのが一目瞭然ですよ。UTMFやSTYに出る皆さんにはぜひこの快適さをお勧めしたいです。
ハイパーエアGTXフーディは表側にGORE-TEX®︎メンブレインが露出していて内側は肌触りのいいライニングとなっている。写真は襟元の内側で、上はGORE-TEX®︎メンブレイン、下はライニングとなっている。

ハイパーエアGTXフーディは表側にGORE-TEX®︎メンブレインが露出していて内側は肌触りのいいライニングとなっている。写真は襟元の内側で、上はGORE-TEX®︎メンブレイン、下はライニングとなっている。

岩佐
あれ、これはバックパックの上から着るようになっているんですか?
鵜野さん
そうです、保水しない優れた生地なんですが、3層構造の生地に比べると尖ったもので引っかくとか、繰り返しの摩擦には気をつける必要があります。そういった素材の特性を活かすために、パックの上から着用するスタイルをおすすめします。そのために大体10Lから12Lくらいまでのバックパックを背負って走る動作を妨げないパターン設計になっています。あと、左右の胸には大きく開くファスナーがあるんですが、これは走っている途中で通気させるのと、バックパックのポケットにアクセスできるようになっているんです。
下で紹介しているバックパック・ティーアール10をほぼ満杯にして背負った上からハイパーエアGTXフーディを着たところ。

下で紹介しているバックパック・ティーアール10をほぼ満杯にして背負った上からハイパーエアGTXフーディを着たところ。

左右の胸に大きく開くファスナーがあり、バックパックのポケットに入れたボトルを取り出せる。

左右の胸に大きく開くファスナーがあり、バックパックのポケットに入れたボトルを取り出せる。

岩佐
バックパックの上から着るようになっているといっても、普通に着ても特にダボダボした感じはしないですね。そのへんはうまくできてますね。

THE NORTH FACEが作ったウルトラのためのベスト型バックパック

鵜野さん
UTMFに出る方にバックパックをおすすめするなら、昨年登場して好評をいただいているティーアール10 TR10です。THE NORTH FACEのトレイルランニング用のパックといえばロングセラーのマーチンウィングも人気なんですが、ベスト型のフィット感の高さやフロントのポケットの使いやすさではティーアール10がいいですね。名前に10とありますが、実際の容量は12Lなので、100マイルのレースでも十分な容量です。
ティーアール10は容量12Lのベスト型のバックパック。背面にはドローコードのほか、下側に三方向からアクセス可能なメッシュポケットが付いている。

ティーアール10は容量12Lのベスト型のバックパック。背面にはドローコードのほか、下側に三方向からアクセス可能なメッシュポケットが付いている。

ティーアール10のフロント。左右の肩にそれぞれ500mlのボトルを入れられる。

ティーアール10のフロント。左右の肩にそれぞれ500mlのボトルを入れられる。

岩佐
ポケットとかで何か特徴はありますか?
鵜野さん
500mlのソフトフラスクやペットボトルが入るボトルポケットが肩のすぐ下に設けられています。お腹のところにボトルを入れるよりもこっちの方が揺れが少なくて快適だと思います。加えて背中側に1.5Lのハイドレーションバッグを入れられる独立したスペースもあります。あとは背中の荷室にアクセスするファスナーがJ字型で片方だけが大きく開くようになっています。これがU字型で左右とも大きく開くと行動中に荷物を取り出すときに荷物を落としそうになりますからね。細かいところまで考えて作られています。
フロントのポケットはエナジージェルのほか、スマートフォンも入れられる。左右とも同じ作りになっている。

フロントのポケットはエナジージェルのほか、スマートフォンも入れられる。左右とも同じ作りになっている。

メインの荷室にはJ字型のファスナーでアクセス。内側には背中側にスリット型のポケット、外側にジッパー付きのメッシュポケット。

メインの荷室にはJ字型のファスナーでアクセス。内側には背中側にスリット型のポケット、外側にジッパー付きのメッシュポケット。

シューズは安定感重視でエンデュラスTRを

岩佐
あと、シューズのおすすめも教えてください。
エンデュラストレイル Endurus TRはミッドソールが厚めだが安定感が高い、ロングトレイルに適したシューズ。

エンデュラストレイル Endurus TRはミッドソールが厚めだが安定感が高い、ロングトレイルに適したシューズ。

鵜野さん
シューズはこちらも昨年から人気のエンデュラストレイル Endurus TRがいいと思います。ロングトレイルやファストパッキングに対応していて、見たとおりミッドソールが厚めです。このミッドソールは、つま先からかかとまでクッション性の高いEVAが足のすぐ下にあって、その下に足の縁を囲むように硬度を高めたEVAを組み合わせる、という構造になっています。XTRAFOAM™️というしくみなんですが、これによってトレイルを走っていて足首をひねってしまうのを防ぎます。それに、クッション性が高いシューズでありながら足が着地した時のぶれも防いでくれます。私も昨年はこれを履いて分水嶺トレイルを完走したので、自信を持っておすすめします。
エンデュラストレイル Endurus TRのアウトソールにはグリップと耐久性のバランスがいいVibram®︎ XS TREK OUTSOLEを使用。

エンデュラストレイル Endurus TRのアウトソールにはグリップと耐久性のバランスがいいVibram®︎ XS TREK OUTSOLEを使用。

エンデュラストレイル Endurus TRのヒールはプロテクション性を高めてある。

エンデュラストレイル Endurus TRのヒールはプロテクション性を高めてある。

UTMF会場のTHE NORTH FACEのブースでは限定アイテムに注目

というわけで鵜野さんにUTMFに向けて三つのアイテムを紹介していただきました。実は私もハイパーエアGTXフーディはゲットしましたので、とりあえずUTMFではこれを着て取材をがんぱりたいと思ってます。これなら雨が降っても大丈夫なはず!

今年のUTMFでもスタート地点の富士山こどもの国と受付やフィニッシュとなる河口湖・大池公園の両方のUTMF EXPOの会場でTHE NORTH FACEのブースが出展します。今年もこのブースではUTMFの開催を記念したロゴ入りの限定商品が発売されます。今年はTシャツ、ゲイターなど四つのアイテムが登場です。例年、大会会場では人気なので、気になる方は早めにTHE NORTH FACEのブースへ。以下、画像とスペックはTHE NORTH FACEのプレスリリースより。

■C3fit × UTMF × THE NORTH FACE フュージョンゲイター
品番:3F08543MF
価格:4,500円+税
カラー:フェイドウッドランド(FW)、フェイドウッドランドネイビー(FN)
サイズ:XS、S、M、L、XL(ユニセックス)
段階着圧設計により筋肉の無駄なブレを抑え、運動時のスムーズな足運びをサポートする、フュージョンゲイター。今年3月に発売した、THE NORTH FACE × C3fitのハーフタイツと同色の展開です。

■C3fit ペーパーファイバーアーチサポートソックス
品番:3F68201MF
価格:2,000円+税
カラー:サンイエロー(SY)、スカイブルー(SB)、グラスグリーン(GG)
サイズ:S 22-24cm、M 24-26cm、L 26-28cm
紙の糸を使用して作られた足裏の3つのアーチをサポートするソックス。ドライ感に優れ、長時間のトレイルでも足を快適な状態に保ちます。

■THE NORTH FACE UTMF Tee
品番:NT11801U(メンズ)/NTW1181U(レディース)
価格:3,889円+税
カラー:ホワイト(W)、ミックスグレー(Z)、アーバンネイビー(UN)
※レディースはミックスグレー(Z)、アーバンネイビー(UN)
サイズ:S、M、L、XL(メンズ)/S、M、L(レディース)

■THE NORTH FACE  UTMF Dipsea Cover-it
品番:NN01875U
価格:2,593円+税
カラー:マウントフジ(FJ)、TNFロゴ(TL)

今年も当サイトのウルトラトレイル・マウントフジのライブ速報はTHE NORTH FACEのご協賛でお送りします。富士山麓に出かけてその場で応援しようという方も、連休前日に休めないという方も、当サイトのライブ速報をお楽しみください。

(協力・株式会社ゴールドウイン