上田バーティカルレース・スカイレース 2018 プレビュー

今年の上田バーティカルはスカイレースが加わってさらに注目度が増しました。本日から5月3日（木）-4日（金）の日程で上田バーティカルレース／太郎山登山競走が開催されます。長野県上田市の太郎山で4回目となる今回は太郎山山頂でフィニッシュするこれまでのバーティカルレースだけでなく、太郎山からさらに西側の虚空蔵山へと向かうテクニカルなコースで行われるスカイレースがバーティカルレースに翌日に行われます。初日のバーティカルレース（猿飛佐助コース）はスカイランナー・ジャパンシリーズ（SJS）・VKシリーズの第二戦、二日目の25km 3,000mD+のスカイレース（塩尻コース）は同じくSJS・スカイクラシックシリーズの開幕戦であるとともにSKYカテゴリーのスカイランニング日本選手権となっています。

当サイトでは今年も上田バーティカルレース・スカイレースの模様を現地からお伝えします。

バーティカルレースだけでなく、スカイレースも開催

初日の3日木曜日のバーティカルレースのコースは昨年までと同じ。上級者向けの猿飛佐助コース（5km / 1000mD+）は上田市の大星神社をスタートして。一旦登った後に標高差300mほどを下ってから太郎山山頂（標高1164m）へと向かうコース。これとは別に、大星神社から太郎山の表登山道で一気に山頂を目指す真田幸村コース（3.3km / 700mD+）のレースも行われます。ランナーは午前10時半から正午の間にランナーがあらかじめ決められた順番に一人ずつ10秒おきにスタート。

バーティカルレースのコースマップ（大会ウェブサイトより）

翌日の4日金曜日は今年初開催のスカイレース（塩尻コース）が行われます。こちらは上田バーティカルと同じコースで太郎山に登った後、稜線に沿って西側の虚空蔵山を経由して下塩尻方面に下ります。コース後半は主稜線から支稜線への登りくだりを繰りかえして太郎山に戻り、バーティカルレースと同じコースを下ります。距離は25kmで累積獲得高度が3,000mD+というコースです。岩稜帯での登りくだりなどの登山的な要素があるため、参加者には十分な経験が求められます。同じ日により一般向けのコースとして西側へ向かうループを虚空蔵山までで折り返す「秋和コース」のレースも行われます。

上田バーティカルのスカイレースのコースマップ（大会ウェブサイトより）

なお、大会初日の3日は前夜からの雨が午前中は続く見込みですが、天候は回復傾向であることから大会は予定通りに開催することを発表しています。ただ、状況によってはバーティカルレースはコースを短縮して開催される場合があります。この場合、コースは途中の下りを含まない、一般向けの真田幸村コースと同じコースで山頂の手前の赤鳥居でフィニッシュすることになります。コースが変更された場合の距離は3km、累積獲得高度は650mD+です。大会二日目のコース変更の有無については大会初日の午後5時から行われる競技説明会で発表される予定です。

大会では各選手のリザルトの速報を見ることができるウェブサイトを公開しています。