4月27-29日に行われたウルトラトレイル・マウントフジ Ultra-Trail Mt. Fujiで、わずか3分半の差で2位になったパウ・カペル Pau Capellさん(スペイン)にフィニッシュした翌日、インタビューしました。
今回のパウ・カペルさんは、スタート直後から最後まで一人でレースをリードし続けた今回のUTMFの主役の一人です。しかし最後の霜山からの下りでディラン・ボウマンさんに先を譲ることになり、レースでは負けることになりました。スポーツマンらしく、「全力を出し切ることができたから、2位になったからといって負けたとは考えていません」と今回の結果を前向きに受け止めていることを話してくれました。
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しかしその一方では、一日明けて今回のレースを振り返ってみると、優勝を手にできなかったことは悔しい、と率直に今の気持ちを話してくれました。コース最終盤の走り方やペースについて、早くも今後に向けた反省材料を整理して振り返っています。インタビューでは、直前のA9富士吉田で10分リードしていたはずが、霜山の下りに入ってから3分ほどでディラン・ボウマンに追いつかれて驚いたこと、抜かれてからもついていったものの2分ほどで離されたことを生々しく話してくれました。
今年7月にはアメリカのHardrock 100を控え、次の目標に向かうパウ・カペルさんですが、UTMFには再び参加して次は優勝したいといいます。
パウ・カペルさんとのインタビューは下からご覧ください。今回のUTMFについての当サイトのレポートはこちらからご覧ください。