IZU TRAIL Journey 伊豆トレイルジャーニー 2018 プレビュー

【編者より:今年で第6回となるIZU TRAIL Journey(ITJ)は今週末の12月9日日曜日に開催。当サイトは昨年に続いて大会公式のメディアチームに加わり、大会のFacebookページから大会の模様をリアルタイムでお伝えします。ITJは昨年からAsia Trail Masterのシリーズ戦となっていて、今回も今年の最終戦です。以下は大会のプレスリリースを元にしたプレビュー記事です。】

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今年も「Asia Trail Master」、「RaidLight Dream Trail Tour」に

Asia_Trail_Master今年もIZU TRAIL Journey 2018(伊豆トレイルジャーニー 2018、ITJ)が12月8日(土)〜9日(日)に開催されます。松崎新港(松崎町)から宝蔵院、二本杉峠(旧天城峠)を経て修善寺総合会館(伊豆市)への71.5kmのトレイルランニング大会は、伊豆半島の自然と史跡をたどる新しい形の旅として人気を高めています。大会は国際的に注目を集めており、今年も昨年に続いて海外15カ国・地域の約50名の選手が参加。今回もアジア各地の魅力的な大会によって構成される「アジア・トレイルマスター」(Asia Trail Master)の最終戦となっているほか、厳選された国際レースから成る「レイドライト・ドリームトレイルツアー」(RaidLight Dream Trail Tour)にも登録されています。

火山が作った自然、弘法大師が開いた名湯、そして開国の歴史の舞台をつなぐ

IZU TRAIL Journeyのコースは伊豆半島を南から北へとほぼ縦断します。この伊豆半島を創り出した大規模な地殻変動や火山活動は、伊豆に多くの美しい景観や温泉など自然の恵みをもたらしました。こうした魅力とそれらを保全しつつ活用していく活動により、伊豆は「伊豆半島ジオパーク」として2012年に日本ジオパークの一つとなりました。IZU TRAIL Journeyのコースも伊豆半島ジオパークを構成するジオサイトのいくつかをつないでいます。江戸時代のなまこ壁の街並みが残る松崎町のスタート地点から近い弁天島は海底火山の噴火により流れ出た溶岩でできた島。コース中盤の達磨山は伊豆半島が本州に衝突する中で生まれた火山で、その山頂からは富士山や南アルプスを見渡せる雄大な景観が楽しめます。

昨年のITJのスタート。

豊かな自然に恵まれた伊豆では歴史や文化でも見どころが多数。レースのフィニッシュ地点となる修善寺温泉は達磨山の西麓に位置し、伊豆が海底火山だった頃にできた岩盤から湧き出す名湯。平安時代にこの地に修禅寺を創建した弘法大師が温泉を湧かせたと言い伝えられています。コース上に位置する二本杉峠(旧天城峠)は伊豆半島の南北を結ぶ天城越えの難所。海運の要所である下田が幕末に開港されてからはアメリカ総領事のタウンゼント・ハリスが、二本杉峠を経て江戸へ往来した他、吉田松陰をはじめとする幕末の志士もこの峠を越えたといわれています。

今年の伊豆にも国内外から有力選手が集まる

国内のシーズン最終盤に開催される長距離トレイルランニング・レースとして今回もIZU TRAIL Journeyには各地の大会で活躍する有力選手が出場します。さらに今回からIZU TRAIL Journeyはアジア各地の魅力的なトレイルランニング大会によって構成される「アジア・トレイルマスター」(Asia Trail Master、ATM)に加盟。東南アジア各国や中国を中心に40以上の大会からなる年間シリーズ戦の最終選となるため、現在年間ランキング上位の選手も海外から出場します。

男子 Men

三浦裕一

三浦裕一 Yuichi Miuraは今年のハセツネCUP、北丹沢で優勝、スパトレイルで準優勝したほか、9月のスカイランニング世界選手権では10位に入り、最も今シーズン活躍したトレイルランナー・スカイランナーの一人です。ITJでは2016年に2位、2017年には4位となっており、今回は初優勝を目指します。

今年の白馬国際トレイルランのチャンピオンである菊嶋啓 はITJに(おそらく)初参加。三浦とともに優勝争いに加わるでしょう。今年のハセツネCUPでは5位に。

このほか、町田知宏 Tomohiro Machida(今年の上州武尊山スカイビュー70k優勝)、加藤聡 Satoshi Kato(2017年奥三河70kと菅平45kで優勝、今年の美ヶ原80kで2位やスカランニング世界選手権日本代表)、辻友寛 Tomohiro Tsuji(昨年のITJで5位)、いいのわたる (昨年のBadwater 135<アメリカ>優勝)も上位入りの有力候補。さらに今シーズンの「アジア・トレイルマスター」(Asia Trail Master、東南アジア各国や中国を中心に40以上の大会からなる年間シリーズ戦)に積極的に参戦して現在年間ランキングで2位の水越友洋 Tomohiro Mizukoshiと同3位のパブロ・ディアゴ Pablo Diago Gonzales(スペイン)はシリーズ戦の上位をかけてシリーズ最終戦となるITJに参戦です。また大会スポンサーのレイドライト RaidLight創業者でアスリートとしての実績も豊富なベヌワ・ラヴァル もフランスから来日し、レースに参加します。

町田知宏 Tomohiro Machida

Wataru-Iino-square

いいのわたる Wataru Iino

Benoit-Laval-in-Tokyo-2014

ベヌワ・ラヴァル Benoit Laval

加えて以下の選手にも注目です。

  • 木村大志 Hiroshi Kimura: 2016年信越五岳110kで3位、2018年上州武尊山128kで6位。
  • 木村隼人 Hayato Kimura: ITJで2016年5位、2017年8位。2018年峨山道73kで優勝。
  • 谷允弥 Nobuya Tani: 2017年ITJで10位。今年はOSJ新城32kで3位や甲州アルプス69k優勝。
  • 佐藤雄太郎 Yutaro Sato: 今年の奥三河68kで2位、野辺山100kで2位、志賀高原エクストリーム56kで5位。
  • 山本浩平 Kohei Yamamoto: 2018年OSJ奥久慈50kで優勝、OSJ新城32kで5位。
  • 横内宣明 Noriaki Yokouchi: Ultra-Trail® Tai Mo Shan 100マイルで2016年4位、2017年3位。
  • 久保隆史 Takashi Kubo: 2016年上州武尊山120kで2位。
  • 間宮秀幸 Hideyuki Mamiya: 今年の美ヶ原80kで2位、野辺山100kで3位、飛騨高山100kで2位。
  • 和田優一 Yuichi Wada: 今年の比叡山50マイルで8位。
  • 成瀬野生 Nobu Naruse: クロスカントリースキー・トリノおよびバンクーバーオリンピック日本代表。
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女子 Women

女子では2013年、2016年のITJ優勝者で、今年は上州武尊山スカイビュートレイル120kで優勝した Yumiko Oishi、一昨年と昨年のITJで2位で今年はUTMFで3位の浅原かおり が今年もITJをリードするでしょう。

大石由美子 Yumiko Oishi

浅原かおり Kaori Asahara

さらに高島由佳子 (今年の信越五岳100マイル優勝)、星野緑 (2016年ITJ3位)、田中真紀 Maki Tanaka(今年の白馬国際トレイルラン優勝)にも注目。

高島由佳子 Yukako Takashima

星野緑 Midori Hoshino

田中真紀 Maki Tanaka

海外からは今シーズンの「アジア・トレイルマスター」で活躍するキャロル・フックス Carole Fuchs(フランス)、アグストラリン・サバナル Agustoralin Sabanal(フィリピン)が参加します。

加えて以下の選手にも注目です。

  • 折戸小百合 Sayuri Orito: 今年の信越五岳110kで5位、中能登トレジャートレイル25kで優勝。
  • 鈴木栞奈 Kanna Suzuki: 今年の道志村で3位、Trans Jeju 111kで3位、忍者トレイル48kで2位。
  • 西内宮佳江 Mikae Nishiuchi: 2016年Funtrails 50kで3位。
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