デイリーポータルZの人気ライター・安藤昌教さんがUTMFで楽しみにしていること・Count Down to UTMF 第一回【PR by THE NORTH FACE】


4月26日金曜日正午のウルトラ・トレイルマウントフジ Ultra-Trail Mt. Fuji(UTMF)のスタートが近づいています。大会を記念してTHE NORTH FACESTRAVA、そしてUTMFによるコラボレーション企画の第一弾、「UTMF2019 -Virtual STY」が4月11日木曜日からスタートしています。

UTMF開催前日までの15日間で、昨年まで開催されていたSTYの92kmに相当する距離を走るというチャレンジには、本稿執筆時点までに5000人以上が参加。参加者が走った距離の合計は24,000kmを超えています。さらに今年のUTMFに選手として参加する人を対象に、フィニッシュまでの最後の1マイルを走る「UTMF2019 Last One Mile」にも全参加者の半分、1,220人がエントリーしています。

4月11日木曜日にスタートした「Virtual STY」には5,000人以上が参加しています。

4月11日木曜日にスタートした「Virtual STY」には5,000人以上が参加しています。

このバーチャルイベントを記念して、イベントに参加している方を紹介する連載記事「Count Down to UTMF」をお送りします。第一回は「デイリーポータルZ」のライターであり広告企画を担当する安藤昌教さんです。

(写真・インタビュー前日も箱根のトレイルを走ってきたという安藤昌教さん)

読んで楽しいユニークな広告企画を生み出すのはトレイルランナー

「デイリーポータルZ」というウェブメディアがあります。誰もが思いつくような日常的な疑問を徹底的に掘り下げてみたり、あるいは誰も気にしないようなマニアックなテーマで突き抜けてみたり。2002年に生まれた「デイリーポータルZ」は一言では説明できない不思議な魅力をもったメディアです。

その「デイリーポータルZ」で安藤さんが手がける広告企画もやっぱりユニーク。「ハトが選んだ生命保険を、ドローンで届ける?」はまだ何の広告かわかりますが、「白いハンバーグに白いオムライス!ホワイト企業の社食を作る」となると、これは食レポ記事?とにわかには広告とは思えないユニークな内容です。

当サイト・DogsorCaravanもウェブメディアの一つ。いつも気になる存在だった「デイリーポータルZ」の安藤さんが、実はトレイルランニングをやっていて、今回のウルトラトレイル・マウントフジにエントリーしていると最近知りました。

安藤昌教(あんどうまさのり)さん:「デイリーポータルZ」のライター、広告担当。大学卒業後は国立研究所で原子力の研究員を務めたのち、大きく方向転換して沖縄でカフェを経営。沖縄在住の頃から「デイリーポータルZ」にライターとして参加し、そのまま編集部員に。サーフィンを愛して茅ヶ崎に済むようになって11年目になる。STRAVAのアカウントはこちら。

安藤昌教(あんどうまさのり)さん:「デイリーポータルZ」のライター、広告担当。大学卒業後は国立研究所で原子力の研究員を務めたのち、大きく方向転換して沖縄でカフェを経営。沖縄在住の頃から「デイリーポータルZ」にライターとして参加し、そのまま編集部員に。サーフィンを愛して茅ヶ崎に住むようになって11年目になる。STRAVAのアカウントはこちら

サーフィンのために住むようになった茅ヶ崎でトレイルランニングを知る

安藤さんにお話を伺ったのはUTMFのスタートまであと3週間というタイミング。「100マイルの大会はOSJ KOUMI 100や信越五岳を完走していますが、UTMFは今回が初めて。UTMFのために、20kmとか30kmを二日連続で走って翌日は疲労抜き、というトレーニングを繰り返していて、昨日も箱根の外輪山のトレイルを走ってきたところです。」ということなのでかなりガチなトレイルランナーです。

学生の頃から始めたサーフィンが大好きで、今も毎朝のように海に行くというサーファーの安藤さんが走るようになったのは、国立研究所の研究者を辞めて沖縄へ行ってから。そしてトレイルランニングに出会ったのは、海を求めて移り住んだ茅ヶ崎でのこと。「職業とかに関係なく、海が好き、走ることが好きというだけで人とつながれるのが茅ヶ崎の魅力だと思います。トレイルランニングを始めたのは茅ヶ崎のランニング仲間で作る『Chiga Jog』のメンバーから『面白いよ』と聞いたのがきっかけ。そのあと横須賀に仕事で出かけたんですが、ふと思い出して普段着のまま大楠山に登って走ってみました。楽しかったですね。」

今回初めて走るUTMFでは、富士山の周りを長時間走ると自分が一体どんなふうに感じるのか、に興味があるとのこと。「信越五岳の100マイルを走った時は、トレイルに財布が落ちているのを拾って『財布落ちてますよ!』と大声で叫びました。実はそれは幻覚で、ただの石だったんですけどね。かと思えば、KOUMIでは夜の林道でカーブを曲がったら大きな鹿がいて。これは幻覚じゃなくて、しばらく見つめ合ったあと走り去って行きました。びっくりして目が覚めましたよ。」

目標に向けて課題を分析して一つ一つ取り組むのはウェブメディアの仕事と同じ

「仕事でもそうなんですが、やったことがないこと、新しいことに挑戦してみたい、といつも考えています。だからランニングでも過去のレースとか、マラソンの自己ベストとかあんまり気にしないですね。」と話すあたりは、ウェブメディアの世界で人気ライターとして活躍する安藤さんの仕事ぶりに通じるものを感じます。

とはいうものの、安藤さんがトレイルランニングで目標に立ち向かう姿勢は真剣そのものです。「目標とするレースに向けて心拍数を測って身体にどれくらい負荷がかかってるか確かめたりと、課題を分解して細かく準備していくのが好きですね。」ユニークで面白いネタが満載の「デイリーポータルZ」ですが、実はライターの皆さんの仕事ぶりは真面目そのもの、徹夜で原稿を書いて文章の表現は隅々までお互いにチェックし合うといいます。一見、何の関係もないように思えるウェブメディアの仕事とトレイルランニングですが、安藤さんの中では相通じるものがあるのです。

「STRAVAでは『Chiga Jog』のメンバー同士でお互いのトレーニングのアクティビティを見るのが刺激になります。と話してくださいました。

「STRAVAでは『Chiga Jog』のメンバー同士でお互いのトレーニングのアクティビティを見るのが刺激になります。」と話してくださいました。

安藤さんが子どもの頃から大ファンだというのが映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド。「映画の中では華麗なアクションシーンがかっこいいけれど、あれだけのことができるようになるには、休みの日とかめちゃくちゃ練習してると思うんですよね。でもそれを見せない、そこに憧れるんです。」

安藤昌教さんも「Virtual STY」、「UTMF 2019 Last One Mile」に参加し、大会当日は初めてのUTMFで完走を目指します。

(協力:THE NORTH FACE