藤澤舞、板垣辰矢が優勝・サロマ湖100kmウルトラマラソン 2019 リザルト #Saroma100k

今年も第34回サロマ湖100kmウルトラマラソンが6月30日日曜日に開催されました。湧別町から北見市常呂町へと至る100kmのポイント・トゥ・ポイントのレースは日本を代表する100kmウルトラマラソンのレース。100kmの部に参加した3,281人に50kmの部の489人を加えると3,700人を超える大規模なウルトラマラソンです。

(写真・2019年サロマ湖100kmウルトラマラソンのスタート。All photos by Koichi Iwasa, DogsorCaravan)

Sponsored link


前夜は雨でしたが午前5時のスタートまでには雨は上がりました。天気予報ではこの日は曇り空、最高気温は18℃と最高のコンディションとなりそうでした。男子のレースはスタート直後から板垣辰矢、中村泰之、大塚良軌、川内鮮輝が先頭集団となり、五郎谷俊、山内英昭が続く展開となります。先頭は昨年世界新記録となった風見尚の通過タイムを30km地点では約2分半上回るハイペース。42.195kmの通過タイムは2時間29分台で昨年の風見の3時間38分57秒との差は3分半と広がり、世界記録更新への期待が高まりました。

スタート直後(4.8km)、先頭を走る中村泰之、川内鮮輝、板垣辰矢、大塚良軌。

スタート直後(4.8km)、先頭を走る中村泰之、川内鮮輝、板垣辰矢、大塚良軌。

コモディイイダの実業団選手で富士登山競走を二連覇している五郎谷俊も上位を走る。

コモディイイダの実業団選手で富士登山競走を二連覇している五郎谷俊も上位を走る。

中盤に入った芭露(38.5km地点付近)では先頭集団は板垣、中村、大塚に絞られ、25秒差で川内、さらに2分半をおいて山内、五郎谷。しかしその後は川内が徐々に遅れて五郎谷もブレーキがかかってペースダウン。当サイトが取材したキムアネップ(63km地点付近)では大塚が板垣に45秒差をつけて単独リード。板垣に10秒で中村が続くことに。4番手は山内ですが上位3人とは7-8分の差が開きました。午前8時半ごろのこのころから雲間から日差し見え始め、気温が上がり始めます。そのせいもあってか上位選手のペースは落ち始め、トップの大塚は首位を板垣に譲ります。その板垣も70km地点通過タイムでは昨年の風見に遅れを取るようになりました。
芭露(38.5km地点付近)での山内英昭。

芭露(38.5km地点付近)での山内英昭。

キムアネップ(63km地点付近)での大塚良軌。

キムアネップ(63km地点付近)での大塚良軌。

キムアネップ(63km地点付近)を走る川内鮮輝。

キムアネップ(63km地点付近)を走る川内鮮輝。

しかし、板垣辰矢 Tatsuya Itagakiはそのままリードを守って6時間25分52秒でフィニッシュして優勝。2017年には6時間14分台で優勝して世界記録に迫った実力の持ち主が2016年、2017年に続く3度目の優勝を果たしました。27秒差で二位になったのは中村泰之 Yasuyuki Nakamura。2017年にも板垣に続いて二位となっています。三位はトップから7分で山内英昭 Hideaki Yamauchi。2016年、2018年に100km世界選手権を二連覇している世界チャンピオンが厳しいレースで強さを発揮しました。
3度目の優勝を果たした板垣辰矢。

3度目の優勝を果たした板垣辰矢。

昨年に続いてワンツーフィニッシュとなった優勝の板垣辰矢(左)と中村泰之。

昨年に続いてワンツーフィニッシュとなった優勝の板垣辰矢(左)と中村泰之。

4位には地元の下関海響マラソンで昨年優勝、サロマ湖では2016年に5位の豊永哲央 Tetsuo Toyonaga。5位は上武大で箱根駅伝、その後は愛知製鋼の実業団アスリートとして活躍した大塚良軌 Yoshiki Otsuka。終盤にはペースを落としましたが初めての100kmを走りきりました。6位は伊藤育生 Ikuo Ito。40代のベテランランナーですが、2016年から4回目のサロマ湖で自己ベストの6時間52分を記録しました。
キムアネップ(63km地点付近)を走る中村泰之。

キムアネップ(63km地点付近)を走る中村泰之。

5位でフィニッシュした豊永哲央(手前)と6位になった伊藤育生。

5位でフィニッシュした豊永哲央(手前)と6位になった伊藤育生。

女子のレースの序盤は中村美香が先頭を走り、藤澤舞と楠瀬祐子が並んで続き、さらに安曇樹香、太田美紀子、柿沼久代が続く、という展開でした。60kmを過ぎたあたりからは中村のペースが落ちて藤澤が単独首位に。キムアネップ(63km地点付近)では中村は藤澤に1分半遅れて2位を走ります。そして藤澤から4分差で太田が3番手に浮上。藤澤と並走していた楠瀬はここでは藤澤から7分遅れて4番手、安曇は同じく藤澤から10分差で5番手に後退します。
芭露(38.5km地点付近)での藤澤舞(手前右)、楠瀬祐子(背後中央)。

芭露(38.5km地点付近)での藤澤舞(手前右)、楠瀬祐子(背後中央)。

キムアネップ(63km地点付近)を走る太田美紀子。

キムアネップ(63km地点付近)を走る太田美紀子。

レースはそのまま藤澤舞 Mai Fujisawaが7時間32分50秒で昨年に続く二連覇、サロマ湖では4回目の優勝を勝ち取りました。昨年の世界選手権では3位となった実力の持ち主が今回も圧倒的な強さを発揮しました。6分差で太田美紀子 Mikiko Otaがフィニッシュし、昨年に続いて2位となりました。中盤にペースを落としながらも終盤に気合の走りを見せた安曇樹香 Konoka Azumiが3位に。安曇も昨年の藤澤、太田に続いて女子で3人目のフィニッシュとなりました。4位には中村美香 Mika Nakamura、5位は仲田光穂 Miho Nakata、6位に柿沼久代 Hisayo Kakunumaが続きました。
4度目の優勝となった藤澤舞。

4度目の優勝となった藤澤舞。

3位となった安曇樹香。

3位となった安曇樹香。

この記事の目次はこちらから

リザルト(速報)

リザルトは大会ウェブサイトに掲載される見込みです。

女子

  1. 藤澤舞 Mai Fujisawa 7:32:50
  2. 太田美紀子 Mikiko Ota 7:38:52
  3. 安曇樹香 Konoka Azumi 7:53:48
  4. 中村美香 Mika Nakamura 8:04:02
  5. 仲田光穂 Miho Nakata 8:11:27
  6. 柿沼久代 Hisayo Kakunuma 8:12:45
これも読む
DC Weekly | 先週末はUTMB、The Rutなど、今週はZao Skyrunning、UTMR、信州戸隠、白馬国際など・2017年9月5日

男子

  1. 板垣辰矢 Tatsuya Itagaki 6:25:52
  2. 中村泰之 Yasuyuki Nakamura 6:26:29
  3. 山内英昭 Hideaki Yamauchi 6:32:43
  4. 豊永哲央 Tetsuo Toyonaga 6:39:32
  5. 大塚良軌 Yoshiki Otsuka 6:42:02
  6. 伊藤育生 Ikuo Ito 6:52:43
Sponsored link