さらに小さく軽く、ランナー待望の左右単独でも使用可に。Jaybirdの完全ワイヤレスイヤホンが大進化、「VISTA」

ランナーのためのワイヤレスイヤホン・ブランドである「Jaybird」(ジェイバード)は8月8日(木)から順次、左右のイヤーピースが独立した完全ワイヤレスイヤホン、「Jaybird VISTA」を発売します。先行モデルからさらに小さく軽くなったほか、片耳でも使用可能に。フィット感も高くなりました。もちろん防汗・防水でIPX7を取得しています。

8月8日に発売される「Jaybird VISTA」のブラックモデル。

8月8日に発売される「Jaybird VISTA」のブラックモデル。

発売日に行われた発表会で製品を試してみたファーストインプレッションをお届けします。さらに、発表会に出席したJaybird所属の川内鮮輝、辻麻結子の両選手のトークセッションについてもご紹介します。

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完全ワイヤレスイヤホンとして最先端の機能を備える

新発売の「VISTA」はイヤーチップを耳の穴に入れるインイヤー型のイヤホン。手に取った感じでも小さく軽くなったことを実感します。イヤピース本体は6g。同じJaybirdの完全ワイヤレスの先行モデルで今年2月発売の「RUN XT」が6.83gでした。ちなみにAppleのAirPodsは4g(ただしAirPodsは防汗防水ではありません)。

先行モデルからさらに小型、軽量になったVISTA。

先行モデルからさらに小型、軽量になったVISTA。

実際に耳に入れるとフィット感の高さを実感。耳に入れれば特にねじったりしなくてもフィットして、走っていてずれてくることもありません。もちろんつけているうちに耳が痛くなることもなし。「耳に触れるのはイヤーフィンとイヤーチップが一体になったイヤージェルのみで本体は耳に直接触れない」(ロジクール・Jaybird担当 黄佑仁 ファン・ユージンさん)ようになっているとのこと。加えて、イヤホン本体が小さく、軽くなったことも着用感の向上につながっているようです。もちろん、左右それぞれ3つのサイズのイヤージェルが付属していて、フィット感は耳の形状に応じて調整可能です。

VISTAの同梱品。イヤーチップとイヤーフィンが一体化されたイヤージェルは3サイズから最適なサイズに付け替え可能。

VISTAの同梱品。イヤーチップとイヤーフィンが一体化されたイヤージェルは3サイズから最適なサイズに付け替え可能。

機能面ではワイヤレスイヤホンの機能の中核として新たに「JBS1チップセット」が導入されたことにより、接続性が大幅に向上。これまでのモデルではスマートフォンと右側のイヤホンがBluetoothで接続され、左側のイヤホンが右側のイヤホンと接続されていました。この方式だと混雑した場所で音声が途切れたり、動画を見る場合に音声が遅延することがあります。今回の新製品「VISTA」では、新しいチップセットが導入されたことで左右のイヤホンがそれぞれスマートフォンとBluetooth接続されます。これにより音声がさらに途切れにくくなり遅延も少なくなるのですが、ランナーにとって目玉となるのは左右のイヤホンをそれぞれ単独で使用できるようになったこと。ランニング中は周囲の音が聞こえる方が安全に走れる場合は少なくないのでこれはかなり便利な機能です。

VISTAのイヤホン本体の主な機能。

VISTAのイヤホン本体の主な機能。

さらにイヤホンを収納して充電するケースも「RUN XT」より薄くコンパクトに。さらにストラップなどもつけられるようになったのでポケットやバックパックにも入れておきやすくなりました。

ケースの開け閉めも「RUN XT」では小さなボタンを押して開けるようになっていたのが、「VISTA」ではマグネットでパチンと閉まるように。ボタンがバッグやポケットの中で押されてケースが開いてしまうことがなくなります。イヤホンをケースにしまう時もマグネットですっと吸い込まれるようにしまえるようになり、これも気持ちよくなりました。

VISTAのケースは完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなりコンパクト。

VISTAのケースは完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなりコンパクト。

なお、「VISTA」のバッテリーの持ち時間は本体が6時間でケースで充電することで追加で10時間使うことができます。「RUN XT」では本体4時間+ケースで充電で8時間だったので小さく軽くなっても、バッテリーの持ちはよくなりました。それでもフル充電に2時間、5分の急速充電で1時間使用可能という点は変わりありません。

そして、ケースの充電端子はUSB-Cになりました。最近の新しいスマートフォンやラップトップPCはUSB-Cで充電するものが多いので、持ち歩く充電ケーブルが減らせる人も多いでしょう。

充電端子はUSB-Cとなったのもうれしい変更。

充電端子はUSB-Cとなったのもうれしい変更。

8月8日にブラックが発売開始、Amazonで10%オフクーポンがもらえる

「VISTA」はブラック、グレー、ブルーの3色で展開ですが、そのうちのブラックが8月8日木曜日に発売開始。グレーは8月22日木曜日、ブルーは10月25日金曜日にそれぞれJaybirdオンラインストアおよびAmazon.co.jpで発売予定です。

Jaybird VISTAのBLACK(左、8月8日発売)、NIMBUS GRAY(中、8月22日)、MINERAL BLUE(右、10月25日)。

Jaybird VISTAのBLACK(左、8月8日発売)、NIMBUS GRAY(中、8月22日)、MINERAL BLUE(右、10月25日)。

8月1日木曜日から8月31日土曜日まで、Amazon.co.jpで「Jaybird VISTA」の10%オフクーポンがもらえるキャンペーン「Jaybird RUN With VISTA情熱をもって走れ」が実施されます。

Jaybird所属アスリートの川内鮮輝、辻麻結子の二人は四万十川へ

「VISTA」の発表会ではJaybird所属の川内鮮輝 Yuki Kawauchi、辻麻結子 Mayuko Tsujiの両選手が登場。6月に両選手が出場したサロマ湖100kmウルトラマラソンのドキュメンタリービデオも会場で披露されました。

川内鮮輝 Yuki Kawauchiさん(中)、辻麻結子 Mayuko Tsujiさん(右)

川内鮮輝 Yuki Kawauchiさん(中)、辻麻結子 Mayuko Tsujiさん(右)

昨年の4位に続いて今年は6位となった川内鮮輝さんは「フルマラソンで実績のある選手がサロマ湖でも上位になることが増えていて、フルマラソンとウルトラマラソンの境目は薄れつつあると感じる。世界選手権の代表選考レースとなる来年に向けての課題がつかめた。」と話しました。辻麻結子さんは今回のサロマ湖で自己ベストを更新。「レース前にはケガ、当日は気温が上がって、今までで一番厳しいレースに。でもチームメイトと一緒に走り、励ましあいながらゴールすることができました。」と振り返りました。両選手とも次は10月20日日曜日の「四万十川ウルトラマラソン」に出場する予定です。

製品概要

  • Jaybird Vista
    • 参考価格:23,880円(税抜)
    • 発売日(予定):2019年8月8日(木)、8月22日(木)、10月25日(金)
    • イヤホンタイプ:インイヤー(カナル型)
    • 本体サイズ(幅 x 奥行 x 高さ):22 mm x 18 mm x 24 mm
    • 重量:6g
    • 電源:リチウムイオン電池
    • 充電方式:USB充電
    • フル充電時間:約2時間※ (急速充電5分=1時間)
    • 連続再生時間:最大16時間※ (本体6時間 + 付属充電ケース10時間)
    • ワイヤレス通信距離:10m※
    • ワイヤレステクノロジー :Bluetooth(R)5.0
    • ドライバーサイズ:6mm
    • 出力:最大 12mW RMS(with level limit)
    • 入力感度:103.5 +/- 1.5dB@1KHz
    • 周波数特性:20Hz – 20kHz
    • インピーダンス:23Ω ± 15% 1KHz時
    • マイク入力感度:-38dB +/- 3dB(測定条件:1KHz, 0dB=1V/Pa)
    • 内蔵マイク:MEMS、全指向性
    • システム要件/対応デバイス:
    • 対応デバイス~HFP、HSP、A2DP対応のBluetooth(R)デバイス
    • コーデック~Bluetooth SBC
    • プロファイル~Handsfree、Headset、A2DP、AVCRP、SPP
    • コントロール:電源ON/OFF、音量UP/DOWN、Siri/グーグルアシスタント起動、再生/一時停止、ペアリング、通話/終話、早送り/通話拒否など
    • 保証期間:1年間
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