#022 丹羽薫・「SHIGA1」FKTを振り返る(後編)一度は周囲が目標達成をあきらめる、そしてわずか二分差で新記録達成へ【ポッドキャスト・Run the World】

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前回に引き続き、丹羽薫 Niwa Kaori選手が420kmのロングトレイル、「Shiga1(シガイチ)」でFKT(最速走破記録)を更新するまでを、一つ一つ振り返るインタビューの後編をお送りします。

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今回は4日目、6月4日木曜日に奥伊吹から余呉トレイルへと向かうところからお話を聞いています。気温が上がり、これまであまり経験のない胃腸のトラブルで思うように補給食を取れない中で、サポートの皆さんに支えられて挑戦を続けますが、7日目の日中に大津港でフィニッシュするという目標を次第にプレッシャーと感じ始めます。とりわけ、最終日となった7日目、7日日曜日の午前はあまりの眠さに立ったまま眠るかと思えば、急に目覚めて走り始めて、ペーサーを驚かせます。しかし予定より遅れてたどり着いた還来(もどろぎ)神社で仲間に迎えられると、「必ず今日日曜日のうちにゴールする」という決意をしたといいます。その後、それまでの苦しさを忘れたかのようにレースペースで走り続けた丹羽さんが何を考えていたのか。

インタビューの最後では、新型コロナウィルスがトレイルランニングというスポーツにも大きな影響をもたらしていく中、この新しい状況を選手として、あるいは愛好家としてどう受け入れればいいのか、丹羽さんの考えを聞いています。

(2020年6月21日収録)

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  • 写真・Koichi Iwasa
  • 音楽・未来向きトライアド / Audiostock、da ta 3 / Audiostock
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