UTWT Virtual Clubがローンチ、Trans Jeju、Penyagolosa Trails、Ultra-Trail Harricanaのバーチャルレースがスタート #UTWT

Ultra-Trail World Tourはインターネットを通じて開催するバーチャル大会のプラットフォームとして「UTWT Virtual Club」を立ち上げました。これはUltra-Trail World Tourのシリーズ戦が開催するバーチャルレースにより構成される予定で、オープンと同時にTrans Jeju(韓国)、Penyagolosa Trails(スペイン)、Ultra-Trail Harricana(カナダ)が開催する10kmから125kmの5つのバーチャルレースがスタートしました。

  • Trans Jeju Virtual 10k:10km 200mD+、10月22日〜11月8日。完走者には抽選で3人に来年のTrans Jeju 10kへのエントリー権。
  • Trans Jeju Virtual 50k:50km 2,000mD+、10月22日〜11月8日。完走者には抽選で3人に来年のTrans Jeju 50kへのエントリー権。
  • Trans Jeju Virtual 100k:100km 5,000mD+、10月22日〜11月8日。完走者には抽選で3人に来年のTrans Jeju 112kへのエントリー権。
  • Penyagolosa Trails 60k:60km 3,300mD+、10月22日〜12月10日。完走者に抽選で1名に来年のリアル大会(2021年4月23-25日)へのエントリー権。
  • Ultra-Trail Harricana of Canada 125 km:125km 4,220mD+、11月1日〜12月1日。10回までのランニングで計25時間以内で完走した場合は抽選で2021年9月10-11日または2022年のリアル大会へのエントリー権および宿泊を提供。

いずれのバーチャルレースも参加費は無料。仕組みは既に開催された今年夏のUTMB®︎ for the Planetと同様。すなわち各レースが定める期間内に所定の距離と累積獲得高度を走るというもので、一度に全部を走ることも複数回に分けて走ることも可能。累積獲得高度100mが距離1kmに相当するという「キロメーターエフォート」という換算によって、高低差のあるコースを走ることが難しい場合でも距離をより長く走ることで完走することができる仕組みとなっています。参加者のランニングの記録はGPXファイルをアップロードするほか、Garmin ConnectやSuunto Appを連携させることも可能です。各レースの開催期間中は参加者の目標に対する達成率やタイムによるリーダーボードがリアルタイムに更新されるほか、完走者にプレゼントなどの特典が贈られる大会もあります。

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UTMB®︎のカトリーヌさんがDogsorCaravanとのインタビューの中で話していた「UTWT Virtual Club」がいよいよスタートしました。Ultra-Trail World Tourは今シーズンは28のレースで構成されるシリーズ戦となる予定でしたが、新型コロナウィルスのため実際に開催されるのは6つに限られました。「UTWT Virtual Club」は来年末まで運営される予定となっており、今後も新しいバーチャル大会がここで開催されるものと思われます。

一方で気になるのは来年2021年の「リアル」の方のUltra-Trail World Tourです。世界のトレイルランニングファンを繋ぐ役割を果たしているシリーズ戦がどういう形で来年開催されるのか。当サイトでは情報があり次第お伝えする予定です。

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