国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
(写真・Transgrancanaria Classicで優勝したアサラ・ガルシア Azara Garcia。photo by © Carlos Díaz-Recio)
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トレイルランニング関連ニュース
Aso Round Trail、5月15-16日に開催
熊本県の阿蘇をぐるりと一周するコースが人気のAso Round Trailが今年5月15-16日に開催されることが発表されました。昨年は中止となった大会ですが、今年の大会は昨年の大会参加者の優先エントリーが3月8-14日に行われた後、3月15日に一般エントリーが始まる予定。参加者の居住地域の制限などは設けられていません。
南房総花嫁街道トレイルラン、4月18日に開催
房総半島でトレイルランニングイベントを開催しているフィールズが“YAMA RUN Challenge”の一つとして開催を予定していた「南房総花嫁街道トレイルラン」は1月17日に開催が予定されていましたが、新型コロナウィルスの緊急事態宣言が出されたことから開催中止となっていました。この大会が時期を改めて4月18日日曜日に南房総市和田浦で13kmのコースで開催されます。エントリーは3月1日に始まっています。このほか、フィールズでは今年で14回目となる「SKYLINE TRAIL SUGADAIRA」を5月30日に開催することも発表しています。
RaidLight、日本に再上陸
RaidLightはベヌワ・ラバルさんが創業したトレイルランニングのブランドで、2016年にロシニョールの傘下に入っていました。そしてその昨年2020年8月、RaidLightはロシニョールからベヌワ・ラバルさんが経営する独立企業に戻ったというニュースがありました。昨年夏以降は日本でもRaidLightは市場から消えた状態となっていましたが、3月1日からまずはウェブストアでRaidLightの取り扱いが再開されるとのアナウンスがありました。
先週末開催のイベント
2月24日水曜日 – 28日日曜日
Transgrancanaria HG (265k、129k、69k、42k、30k、17k)
スペイン・カナリア諸島のグラン・カナリア島。コロナ禍で各地の大会が中止となる中、Transgrancanariaは春の欧州のトレイルランニング開幕戦として129kmの「Classic」、265kmの「WAA 360°」、65kmの「Advanced」、42kmの「Marathon」などのレースが例年通り開催されました。しかし、大会の傘下枠は例年よりも絞られて今年は約1700人、海外からの参加者も少数に止まりました。スタートやフィニッシュの会場に多くの人が集まり声援を送るのがこの大会の風物詩ですが、今年は応援も認められず静かな大会会場となりました。しかし、レースは欧州のエリート選手が参加してハイレベルな展開となりました。
「Classic」ではアサラ・ガルシア Azara Garciaが16時間35分でフィニッシュして2017年に続いて2度目の女子優勝を勝ち取りました。2位にはクラウディア・トレンプス Claudia Trempsが16時間57分、3位にイネス・マルケス Ines Marques(ポルトガル)が17時間23分で続きました。男子は28歳のオーレリアン・デュナン-パラス Aurelien Dunand-Pallaz(フランス)が13時間42分で優勝。中盤までリードしたペレ・オーレル Pere Aurellが14時間3分で続き、3位にフォティス・ジシモプーロス Fotis Zisimopoulos(ギリシャ)が14時間19分という結果になりました。このほか女子のトップ選手ではラグナ・デバッツ Ragna Debats(オランダ)、マグダレナ・ラジャック Magdalena Laczak(ポーランド)がDNF。男子では2019年UTMFで6位のカール・ソーマン Carl Sorman(スウェーデン)が5位、2015年UTMF優勝のゲディミナス・グリニウス Gediminas Grinius(リトアニア)が9位に。この大会で5年連続の優勝が期待されたパウ・カペル Pau Capellがケガのため出場を見送り、昨年カペルとともにタイで優勝したパブロ・ビジャ Pablo VillaはDNF。ダニエル・ユング Daniel Jung(イタリア)、ジョルディ・ガミト Jordi GamitoもDNFでした。
リザルトはこちらから。
2月27日土曜日
かたしな高原スノーランニングプレ大会
群馬県片品村のかたしな高原スキー場を会場にして開催。スキー場の雪上に設定された7.2km 640mD+の周回コースを2周するコースで今回初めて開催されました。軽アイゼンが必携装備となるなど、スカイランニングの新種目となったSKYSNOW スカイスノーに準拠するレースとなっています。27人が参加し、男子では高村純太が43分0秒で優勝し、鈴木龍弥が44分29秒、涌嶋優が45分7秒でトップ3となりました。女子では上田絢加が50分1秒で優勝し、須藤吉仕子が1時間2分25秒で2位、田中香が1時間10分52秒で3位となっています。リザルトはこちらから。
今週末開催のイベント
3月6日土曜日 – 7日日曜日
(中止)Fast 50
香港で「走りやすいトレイルのコースでスピード自慢のランナーが競い合う」というコンセプトで2019年に初めて開催された大会で、80kmをはじめとするレースがラインナップされていました。昨年、大会が中止となったのに続き、今年の大会も見送られる模様です。
(延期)Ergysport trail du Ventoux (72k, 46k, 26k, 15k)
フランス南部のベドアン。昨年は新型コロナでフランスでも大会の開催が次々見送られる中で開催されましたが、今年は中止と発表されていました。その後、Golden Trail Seriesのフランス国内版となるGolden Trail National Seriesのレースとなる72kmと46kmは6月6日に延期して開催されるとアナウンスされました。
3月6日土曜日
Drakensberg Northern Trail (40k, 20k, 10k, 6k)
南アフリカの高山、ドラケンスバーグ山脈で開催される大会。昨年は大会の開催直前に中止となりましたが、今年の大会は開催される予定です。
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