ウルトラトレイル・マウントフジが実行委員会を4者の共同代表に移行、鏑木毅さんは「会長」に #UTMF

より機動的に動ける体制へ、ということのようです。

日本を代表する国際的なトレイルランニング大会として知られるウルトラトレイル・マウントフジ Ultra-Trail Mt. Fujiは6月11日に実行委員会を新体制に移行することを発表。この体制移行に伴って引き継がれない資金を原資として中止となった2020年大会と2021年大会の両方に参加予定だった選手に参加費を追加で返還することをあわせて発表しました。

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従来、大会実行委員会は「NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部」が業務の中核を担っていましたが、「ウルトラトレイル・マウントフジが2大会中止となり国内外のトレイルランニングを取り巻く環境も大きく変化しようとしている情勢に迅速に対応し責任を持ってウルトラトレイル・マウントフジを開催し続けてゆく事を目指し」(プレスリリースより)これを4者で構成する「UTMF共同事業体」へ移行。共同事業体の共同代表に、福田六花千葉達雄株式会社ソトエ代表取締役プロデューサー)、岡嶋智巳一般財団法人アールビーズスポーツ財団)、田近義博リージョンポート合同会社代表)の4名が就任し、大会実行委員会を代表。これまで大会実行委員長を務めていた鏑木毅(NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部代表理事)は新たに大会実行委員会の「会長」に異動します。

なお、「NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部」はこれまでと同じく、大会開催権など全ての権利を所有し、実行委員会構成団体の一つとして大会運営に関わることになります。

6月11日に発表されたウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会の新体制

6月11日に発表されたウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会の新体制

あわせて実行委員会の中核業務の移管により不要となった元の体制での業務委託費、準備金を新体制に引き継がないことから、これを原資として中止となった大会の参加者への参加費の追加返還を行うとしています。対象となるのは中止となった2020年、2021年の両大会連続の参加者で、26,000円を現金またはRUNPOで返還するとしています。

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