吾妻山が導いてくれた僕の生き方 スカイランナー・峰岸良真 MINEGISHI Ryomaさんインタビュー【inspired by Strava セグメントストーリー】#PR


古くから絹織物のまちとして知られる桐生(群馬県)。このまちに生まれ育った峰岸良真 MINEGISHI Ryomaさんが、子どもの頃は友だちとの遊び場、今は自身のトレーニングや仲間との交流の場としているのがまちの北西に位置する吾妻山(あずまやま、481m)です。

ふもとの吾妻公園から山頂までの1.59km、標高差319mのコースはStravaのセグメントとなっていて、その「Local Legend」は峰岸さん。仕事や家族との時間の合間に吾妻山の山頂へと走ることを繰り返すうちに、Stravaの中で誰よりもこのコースを走るアスリートとなっていました。桐生の皆さんにとっては最も身近な里山である吾妻山について、峰岸さんは「家族のような存在」「心のよりどころ」だといいます。

Stravaが世界中のアスリートのそれぞれのお気に入りのセグメントへの思いや伝えたいメッセージを紹介するシリーズ、「セグメントストーリー」に、今月、峰岸さんと吾妻山が登場しました。今回のセグメントストーリーの公開にあわせて、DogsorCaravanでは峰岸良真さんにインタビューしました。

インタビューは、桐生に生まれ育った峰岸さんが憧れの東京から故郷に戻り、吾妻山を駆け登り、そして駆け降りるようになる経緯から始まります。「都落ち」して故郷で暮らすようになった峰岸さんは、テレビのドキュメンタリーで見た同じ桐生出身のプロトレイルランナー・鏑木毅さんの「飢えた男の目」に心を撃ち抜かれたといいます。そして、同い年でスカイランニングを山間地の生涯スポーツに育てたいと情熱を傾ける松本大さんに共感します。

自身も一人の競技者としてスカイランニングの魅力に引き込まれた峰岸さんは、次第にこのスポーツを通じて「自分が生まれ育ったまちのために何かできないか」と考えるようになります。同じ思いを共有する仲間とスカイランニングのクラブチーム「Kiryu Sky 481」を立ち上げ、今度は仲間と吾妻山を走るようになりました。そして、同じく吾妻山に親しむ地域の人たちと一緒に地元の大切な里山を守り育てることにも活動の幅を広げています。

今、峰岸さんが注目しているのは、チームのメンバーである一人の中学生。山を走りたいと訪ねてきた少年は、みるみるうちに実力をつけて吾妻山のセグメントのタイムで峰岸さんを追い越しました。若い世代に山を走ることの楽しさをもっと知ってもらいたい、と峰岸さんは話します。でも「得意の下りではまだ負けないつもりです」とアスリートとしての闘志にかげりが見えることはありません。

峰岸良真さんとのインタビューは下のYouTubeの動画のほか、ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」で聴くことができます。また、Stravaのセグメントストーリーでは世界トップクラスの山岳ランナー、ヒラリー・アレンのケガからの復活とコロラドのセグメントのストーリーなど、世界中のアスリートのストーリーを公開中。今後も新しいストーリーが加わる予定です。

(提供:Strava