サンライズヒル穂坂・ヤマケンカップは8月11日開催、山本健一監修のトレイルランニング専用コースを走る10kmと5km

山梨県韮崎市穂坂町にある穂坂自然公園にはプロトレイルランナー・山本健一さんが監修したトレイルランニング専用のコースが設けられています。8月11日(祝・木)にこのコースでトレイルランニングイベント「サンライズヒル穂坂・ヤマケンカップ」が3年ぶりに開催されます。レースはロング10kmとショート5km、親子ペアの5kmの三つ。現在エントリー受付中です。

この大会について、山本健一さんから自らが監修したコースについて、そして大会の雰囲気やお楽しみについて、お話しを聞きました。

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コース監修の山本健一さん(左端)

コース監修の山本健一さん(左端)

DogsorCaravan(以下、DC):コロナ禍で2度の中止を経て、久しぶりにサンライズヒル穂坂が戻ってきます。どんな雰囲気になりそうですか。

山本健一さん(以下、山本):3年ぶりに今年で4回目の大会を開催します。今年は8月11日、山の日の開催となります。夏真っ盛り、夏祭りをイメージしたイベントになります。走って汗をかいて、水で体を冷やす。そんな感じです。

DC:開催されるのは山本さんの地元、韮崎ですね。どんなコースですか?

山本:穂坂自然公園の中にある、国内では珍しいトレイルランニング専用コースを走ります。2016年に韮崎市がコース作りをする際に、私が監修しました。1周約5㎞、累積獲得高度約350mで、32周すると160㎞、累積獲得高度11,000mに達します。これはヨーロッパの山岳レースをイメージしました。

DC:なかなか走りがいのあるコースですね。どんなレースになりそうですか。

山本:一周5kmのコースを使って、5㎞の部(1周)、10㎞の部(2周)、親子ペア5㎞の部、の3カテゴリーで開催します。公園と聞くと楽なコースと思われるかもしれませんが、実はとてもアップダウンが多く、よく公園詐欺といわれます(笑)。タイムを狙って走ってもいいし、のんびりおしゃべりしながら歩いてもいいです。制限時間は余裕を持って設定していますから、それまでに会場のセンターハウスに戻ってきてください。ちなみ10㎞の部過去最速記録は、2019年の上田瑠偉選手の54分30秒くらい。これは速いです。

DC:レースの後のお楽しみも気になるところです。大会会場はどんな様子ですか?

山本:ゴール後は冷たいシャワーや水道からの放水をしていますので、サウナ感覚でほてった体を整えていただければと思います。

また韮崎市穂坂町はブドウの産地として知られていて、会場ではブドウのふるまいや、ワインの試飲を予定しています。ほかにも地元のジェラート、ドリンク、軽食などの販売も用意しています。

さらに、穂坂はオオクワガタの産地なんです。当日はブリーダーによるパフォーマンス、オオクワガタのプレゼント(数量限定)もあります。子供たちも楽しみにしていてください。

DC:大人も子どもも充実した夏の1日になりそうですね。

山本:8月11日は暑い穂坂で、熱い山の日をお過ごしください。お待ちしています。

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