Stravaはプロスポーツにおける公平性とインクルージョンに関する同社の新しいイニシアティブとなる「Strive for More ™」を7月21日に発表しました。この取り組みを通じて、今後3年間で100万ドルの資金を投じることになります。
Stravaは「ツール・ド・フランス・ファム・アヴェック・ズイフト」の開催で33年ぶりに女性選手がツールの舞台に戻ってきたことをきっかけに今回の取り組みを発表したとしています。
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Stravaによれば、プロスポーツに参加する多くの女性アスリートは、その活動を維持するためにフルタイムで働いているといいます。プロサイクリングにおいては、女子アスリートの約半数が副業をしているか、家族から経済的な支援を受けているのが現状。ワールドツアーライダーであっても25%の女子選手は競技以外の仕事をしているそうです(The Cyclists’ Alliance’s 2022 Rider Surveyより)。
「Strive for More」の最初のアクションとして、Stravaはプロの女子サイクリストの現役中および引退後のキャリアサポートを行なっているThe Cyclists’ Allianceへの寄付を通じて、同組織の運営と発展を支援します。
Stravaでは女子ツール開幕に合わせて、米国で3度の全国チャンピオンに輝き、次世代の女子サイクリングを代表するアスリート、Vida Lopez de San Roman選手をフィーチャーしたスペシャルムービーをリリース。『Strive for More』の特設サイトでは、このムービーを視聴できるほか、今回のStavaの新しいイニシアチブへの賛同表明を受け付けています。
『Strive for More』特設サイト: www.strava.com/striveformore