aub MAKE・「腸内環境を整えるプロテイン」を試してみた【レビュー】

身体を整えてくれるというのが、必ずしも筋肉志向ではない筆者にもいいなと思いました。

「aub MAKE」（オーブメイク）は腸内の細菌環境に配慮したマルチプロテイン。筋肉をつけたい人だけでなく、ボディメイク中やダイエット中、日々の栄養摂取に課題を感じている人たちのための「腸内環境を整えるプロテイン」です。

トップアスリートが注目したのは「腸内環境」を整えること

「aub MAKE」を開発、販売するのはサッカー元日本代表の鈴木啓太さんが社長を務めるAuB株式会社。調理師の母親から「腸を大事に」と子供の頃からいわれていたという鈴木さんは現役アスリートとして活躍していた頃もお腹の調子を整えることを意識してきたといいます。

現役引退後の2015年にアスリートの腸内環境を研究する「AuB」を起業した鈴木さんはその人脈を活かして多数のアスリートの便を収集。その数はなんと950人、サンプル数2,200を上回ります（2023年1月現在）。その中の腸内細菌について研究を進めています。

アスリートの腸に存在する多様な腸内細菌で腸内環境を整えるプロテイン

研究を経て2021年に発売された「aub MAKE」はホエイとソイの２種のタンパク質を原料にしたマルチプロテインです。ユニークなのは酪酸菌、乳酸菌など、アスリートの腸に存在する約30種類の腸内細菌を配合していること。加えて、これらの腸内細菌のエサとなる食物繊維のほか、13種類のビタミンやカルシウム、マグネシウムなどの栄養素も配合しています。

「AuB」では自社の研究により、腸内細菌の多様性を高めるとともに栄養素をバランスよく摂取すると腸内環境が整い、筋肉が効率良くつくようになるという結果を得たといいます。

「aub MAKE」の原材料。ホエイとソイのタンパク質のほか、オリゴ糖や乳酸菌、酢酸菌なども。

「aub MAKE」の成分表示。タンパク質のほか、腸内細菌のエサとなる食物繊維や各種ビタミンが含まれている。

すっきりした風味で飲みやすくて腹持ちがよい、食事が偏る時の栄養補給にいいかも

提供していただいた「aub MAKE」を実際に試してみました。筆者は週に数回、1 -2時間づつ程度のランニングをしていますが、筋肉をつけることは意識していません。プロテインを含めて常用しているサプリメントはありません。

ランニングをする日はランニングの直後、ランニングをしない日は朝食の後に「aub MAKE」を摂取。表記通りに40gをシンプルに200mlの水に溶かしていただきました。グリーンアップルスムージー味とのことで爽やかなりんごの味とすっきりとした甘みで、ゴクゴクと飲み干せます。

「aub MAKE」40gにシンプルに水200mlを注ぐ。

しっかりシェイク。

りんご味でさっぱりした飲み口。

まず気づいたのは「aub MAKE」を飲んだ後の腹持ちの良さ。朝食前に「aub MAKE」を摂って、朝食で食べるパンを少し減らしたのですが、腸内細菌とプロテインのせいかお腹がしっかりしていてちょうど良い感じです。これなら旅行する時や長時間の取材で食事が偏る時の栄養バランスを補うのにもよさそうと思いました。

ランニングの後の「aub MAKE」で差を感じるのは、少し長めの3時間くらいのランをした翌日。以前に比べると翌朝も体調がすっきりしていると感じました。

腸内環境を整えるというアプローチのマルチプロテイン

トップアスリートの腸内環境を研究して作られた「aub MAKE」は筋肉をつけたいアスリートには最適なマルチプロテイン。国際的アンチ・ドーピング認証プログラムである「インフォームドスポーツ」を取得済みなので安心して活用できます。

筆者が一番気に入ったのは「aub MAKE」の口当たりがよく、飲み続けやすいという点。食物繊維やオリゴ糖、各種ビタミンを含んで栄養価が高く、満腹感が得られます。例えば、食事の一部を「aub MAKE」に置き換えるというダイエットにも活用できそうです（ただし、人工甘味料、プロテイン、酪酸菌、乳酸菌などが原材料に含まれます。これらにアレルギーを持つ人は使用前に医師に相談されることをおすすめします）。

「aub MAKE」は腸内細菌環境を整えながら、必要な栄養素を補える優れたマルチプロテイン。ボティメイクはもちろん、健康的なダイエットや生活を送りたい人には、ぜひ試していただきたい商品です。

AuBではこのほかにも酪酸菌をメインに乳酸菌やビフィズス菌など約30種類の菌を配合したカプセル入りのプロバイオティクスサプリメント「aub BASE」、腸内細菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖を摂取できるサプリメント「aub GROW」も販売しています。