カンフラン Canfranc-Pirineos が2025年マウンテン&トレイルランニング世界選手権 WMTRC の開催地に

スペインのカンフラン=ピリネオス Canfranc-Pirineosが2025年のマウンテン&トレイルランニング世界選手権 World Mountain & Trail Running Championships(WMTRC)の開催地に選ばれました。この世界選手権は2025年9月25日から28日にかけて開催予定で、2022年のチェンマイ(タイ)、2023年のインスブルック・ステューバイ(オーストリア)に続いて第3回大会となります。

地元自治体の他、スペイン政府スポーツ庁、スペイン王立陸上競技連盟(RFEA)が共同で入札したこの世界選手権は国際ウルトラマラソン協会(IAU)、国際トレイルランニング協会(ITRA)、世界マウンテンランニング協会(WMRA)のサポートのもとで、ワールドアスレティック(WA)により開催されます。

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カンフランはピレネー山脈に位置する村で、サンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の宿場町という歴史を持つ一方、1928年に開通したピレネー山脈を貫通するパウ・カンフラン鉄道の駅でもよく知られています。

2025年のWMTRCは4日間のエリートレースプログラムに加え、ピレネー山脈を宣伝するための文化的イベント・レジャーイベントを開催。約70カ国から1700人の選手が集まると見込みます。

世界選手権のレースとしてはジュニアレースとして6km、アップヒルの4km、クラシックの12km、ショートトレイルの45km、ロングトレイルの75kmを予定。提案書では地元への経済的リターンは約3000万ユーロに達すると予想されています。

カンフランではCanfranc-Canfrancというトレイルランニング大会が毎年開催され、マウンテンランニングのW杯のレースが行われてきたほか、今年はマウンテンランニングのマスターズ世界選手権も開催されます。

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