6月6日の開会式で開幕したマウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権(Mountain & Trail Running Championships, WMTRC)は、7日のバーティカルに続いて6月8日木曜日にショートトレイル競技が開催されます。日本代表チームからは、楠田涼葉 Suzuha KUSUDA、森本幸司 Koji MORIMOTO、上田瑠偉 Ruy UEDAの3選手が出場します。
ショートトレイル競技の模様は大会公式YouTubeチャンネルで5ヶ国語でライブ配信されます。このほかライブトラッキングのウェブサイトも公開されています。
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レースのスタートは午前9時(日本時間8日午後4時)です。
- ショートトレイル Trail Short:距離45.2km、累積獲得高度3,132mD+
- スタート:6月8日木曜日9:00
- コース:インスブルック → ノイシュティフト(コースのOutdooractiveへのリンク)
今回のWMTRCの開催地はインスブルックとステューバイ。インスブルックはオーストリアの西部、チロル州の州都。中世以来、交易の中心地やハプスブルク家の拠点として繁栄してきました。都市圏人口29万人の今日では周囲を山に囲まれた風光明媚な観光地として知られます。インスブルックの南側に位置し、ルッツ川の流れる谷あいがステューバイで、山岳リゾート地として知られます。インスブルックは1964年と1976年の二度にわたってオリンピックの開催地となっています。
今回の大会会場はインスブルックの市街地とステューバイの町であるノイシュティフト Neustiftに設けられます。6日火曜日の開会式に始まり、7日水曜日に7.1kmで標高差1,020mを登るバーティカル、8日木曜日に距離45.2kmで累積獲得高度3,132mD+のショートトレイル、9日金曜日に84.9kmで累積5,554mD+のロングトレイル、10日土曜日にマウンテン・クラシック(ジュニア・7.5km、シニア15km)の各競技が行われます。日本からは代表選考レースを経て選ばれた日本代表チームは女子4名、男子8名。ショートトレイルに3選手、ロングトレイルに9選手がエントリーしています。