ウェスタン・ステイツ:コートニー・ドウォルターが女子の大会記録を78分更新、トム・エバンスが英国人初の男子優勝

【編者より・週末に開催されたUTMB World Seriesの大会について、プレスリリースの情報を元にお伝えします。】

世界最古の100マイルレースであるWestern States Endurance Runは、今週末、その評判に違わぬレースとなりました。カリフォルニア州オリンピック・バレーをスタートしたトム・エバンス Tom Evans (GBR) とコートニー・ドウォルター Courtney Dauwalter (USA) は、オーバーンに設けられた第50回大会のフィニッシュラインで、見事にゴールテープを切りました。

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14時間40分22秒でフィニッシュしたエバンスは大会史上4番目のタイムを記録し、イギリス人としては初の男子優勝者となりました。2019年のこの大会で3位となっていたエバンスは首位にしっかりと照準を合わせていました。

ダコタ・ジョーンズ Dakota Jones (USA) が序盤にエバンスとともに先頭を走りましたが、中盤からはエバンスが独走。一度も後ろを振り返ることなく、2位のタイラー・グリーン Tyler Green (USA) に24分の差をつける快走を見せました。3位にはアンソニー・コスタレス Anthony Costales (USA) が入り、15時間09分16秒でオーバーンにフィニッシュしました。

「トレイルで素晴らしい一日を過ごすことができた。このレースでの優勝は私の夢だったし、今でも信じられないよ!」とエバンスは語ります。エバンスは昨年2022年のUTMBでの3位など、最近の素晴らしい成績に今回の優勝を加えることになりました。

ドウォルターもまた、女子のレースで15時間29分34秒を記録。16時間の壁を打ち破り、驚異的な勝利で世界中のトレイルランニングコミュニティを驚かせました。2018年に17時間27分00秒というタイムでウェスタン・ステイツを優勝していますが、自らの記録を上回るだけでなく2012年にエリー・グリーンウッド Ellie Greenwood (CAN) が記録した大会記録を1時間以上短縮。さらに男女総合6位に入る快挙でした。

ドウォルターは47.8マイル地点のデビルズサム Devil’s Thumbから独走し、ケイティ・シャイド Katie Schide (USA) を置き去りに。2022年のUTMBチャンピオンのシャイドは1時間14分差の2位でフィニッシュ。香港を拠点とするエスター・シーラグ Eszter Csillag (HUN) が3位で表彰台に上りました。

この日は30カ国以上から参加した379人の参加選手にとって忘れられない一日となりました。プロトレイルランナー、ルーシー・バーソロミュー Lucy Bartholomew (AUS)の父親であるアシュリー・バーソロミュー Ashley Bartholomew (AUS) は、30時間の制限時間の2分後にフィニッシュラインに到着しました。

ルーシー・バーソロミューはレース後、インスタグラムに投稿しています。「言葉もなく、たくさんの涙。私は父が30時間2分戦い続けるのを見届けました。父が自分の体を誇りに思い、ウルトラな態度で走るのを見ました。父は決して動じることなく、いつも感謝していました。彼は10人、100人、そして1000人の人々に迎えられた。人々が父の名前を叫び、励ましの言葉をかける中、父は最後の1マイルでおとぎ話のような結末にはならないとわかっていたでしょう。それでも最後まで力を振り絞りました。」

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