Julian Alps by UTMBは今週末開催、大会史上最多のランナーがスロベニアのトレイルを探訪

シャモニーでUTMBワールドシリーズファイナルが幕を閉じたばかりですが、今週末の9月8 – 10日にはスロベニアでシリーズイベントの Julian Alps Trail Run by UTMBが開催されます。フレンチ・アルプスに比べるとまだあまり知られていませんが、神秘的な雰囲気に満ちたジュリアン・アルプスには、今回2,400人以上のランナーが集まります。参加するランナーはスロベニアの美しさ、そして2,864mの最高峰トリグラフ山 Mount Triglav の魅力を知ることになるでしょう。

(All photo © UTMB)

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大会のコースはトリグラフ国立公園の魅力的な森と自然、ソーチャ渓谷 Soča Valley のエメラルドの水、そして氷河が形成したブレッド湖 Lake Bled を発見するでしょう。100M、100K、50K、20Kのカテゴリーについて行われる各レースのフィニッシャーには、モンブランで開催されるシリーズファイナルへの抽選チケットとなるランニング・ストーンが与えられます。

レースディレクターのルカ・ヘレン Luka Hren氏は「エントリー選手が大会史上最多となり、この大会の認知度が広いエリアで高まっていることに大変満足しています。ランナーの70%が外国から(大会の拠点となる)クランスカ・ゴラ Kranjska Goraに来訪されます」と話しました。

ヘレン氏は「ランナーはジュリアン・アルプスの確信部を清らかな川の流れに沿ったトレイルを走りながら目にすることになります。世界的に有名なブレッド湖の息を呑むような景色や、コース沿いの多くの山々の景色を楽しむことができます」と付け加えます。

昨年は悪天候のため中止となった大会のフラッグシップである100Mカテゴリーの「Ultra Trail JA」では、170kmの距離と8,000mD+以上の獲得標高が選手を挑戦することになります。100km/4400mD+の「Ultra Sky Trail」では、昨年優勝したヤン・ボジッチ Jan Božičとニナ・フレリハ Nina Frelihの大会記録が破られるかもしれません

男子選手ではイヴァン・ハラストヴェツ Ivan HRASTOVEC(SLO – UTMBインデックス 798)はこの大会で2021年に170kmで優勝し、2022年には60kmをを裸足で走った経験があります。「今年はUTMBワールドシリーズファイナルへの出場を目指して100マイルに挑戦します。また、2021年の自分のタイムを上回りたい」と語っています。

女子選手は、スロベニアのトップ選手の一人であるバルバラ・ヨリッチ Barbara JOLIČ(UTMBインデックス 688)が100マイルに参加します。ヨリッチは2022年にIstria 100 by UTMB®で3位になった経験があります。

プロのクロスカントリースキーヤーでオリンピック出場経験を持つヴィリ・チェルヴ Vili ČRV(SLO – 746)はこの大会で2021年と2022年に15kmの「Speed Trail」を連覇しています。今回は25kmの「Sky Race」にエントリーしています。

Julian Alps by UTMBのライブトラッキング中継はlive.utmb.worldで見ることができます。

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