DC Weekly 2023年11月20日 FTR 秩父&奥武蔵、びわ湖バレイ、ステアクライミング世界選手権、激坂最速王決定戦、JFK50、360º The Challenge

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 360º The Challenge Gran Canaria のコースから。Photo © Ian Corless)

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先週末開催のイベント

11月15日水曜日 – 19日日曜日

360º The Challenge Gran Canaria

スペイン・カナリア諸島のグランカナリア島を一周する260km、累積獲得高度 13,000mD+のセルフナビゲーションのシングルステージレースとして行われました。101時間の制限時間以内にフィニッシュしたのは84人の出走選手のうち25人でした。女子ではクレア・バンワース Claire Bannwarth (FRA) が58:29でフィニッシュして優勝。スロバキアのソーナ・コプチョコワ Soňa Kopčokováが91:02、スジルビア・ルビックス Szilvia Lubics (HUN) が96:44で3位でした。男子ではクラウディウ・ベレトイウ Claudiu Ionel Beletoiu (ROU) が56:26で最初のフィニッシャーとなっており、地元であるグランカナリア島在住のホセ・ボードン José Bordón Sardiña (ESP)が61:06で2位に。ルカ・パピ Luca Papi (ITA) が66:18で続きました。ルカ・パピはこのイベントの第一回から8回連続で完走しています。リザルトはライブトラッキングから見ることができます。

360º The Challenge Gran Canaria の表彰式。Photo © Ian Corless

360º The Challenge Gran Canaria の表彰式。Photo © Ian Corless

11月18日土曜日 – 19日日曜日

FunTrails Round 秩父&奥武蔵 100k / 30k

秩父市・羊山公園を会場に開催され、105kmのFTR100では18:33で仲田潔子が女子のレースで昨年に続いて2度目の優勝を果たしました。2位は後半に入って順位を上げた澤田由紀子が4分差に迫る18:37でフィニッシュ。澤田は今回で3度連続での準優勝です。3位は徳本順子で18:41と女子トップ3はタイトなレースとなりました。男子では長田豪史が終始リードする展開となり、14:11で優勝。昨年、矢嶋信とタイで優勝した際のタイムを25分上回って歴代3位の好記録となりました。最終盤に順位を上げた板垣渚が14:33で準優勝。3位は岩井竜太で14:38でした。30kmのFTR30は青木莉楠が3:10で女子優勝、石﨑なつ美が3:34、イ・プイイー Pui Yee Liが3:54でトップ3に続きました。男子は貝瀬淳が2:40で優勝、日野原智也が2:42で2位、石井克弥が2:42で2位に12秒差の3位でした。リザルト速報はこちら

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びわ湖バレイスカイレース・バーティカルキロメーター

滋賀県・びわ湖バレイで開催。土曜日のバーティカル(4.3km 900mD+)はV GAMES JAPANの第8戦で、女子は現在ランキング首位の齋籐磨実が47:10、男子は同2位の乾碩が35:13で制しました。女子は大掛柚奈が50:22、大掛莉奈が51:22と姉妹で2位、3位を分け合います。男子は山口大河が36:05で2位、岡翔琉が37:07で続きました。男子ランキングトップの宮川朋史はこの日は4位でした。

日曜日の22kmのエリート部門のスカイレース(22.0km 2200mD+)はSkyrunner Japan Seriesの最終戦(第3戦)でした。楠田涼葉が3:04で勝利、2位以下に7分差の快勝でした。2位には3:11で枝元香菜子、3位に齋籐磨実が3:20という結果でした。男子は笠木肇が2:30で優勝、市毛富士雄が36秒差の2:30で2位、宮川朋史が2:31で3位でした。全三戦を終えたジャパンシリーズの年間ランキングでは楠田涼葉、笠木肇がそれぞれ今シーズンのチャンピオンとなった模様です。

リザルトは大会ウェブサイトから。

11月18日土曜日

JFK 50

アメリカ・バージニア州で開催。1963年から続く50マイルの伝統ある大会は前半にアパラチアン・トレイル、後半に川沿いの未舗装路というコースで今年も行われました。女子のレースを制したのはジェニファー・リヒター Jennifer Lichterで6:23でフィニッシュ。リヒターは30マイルまで昨年大会記録を更新(6:05)したサラ・ビール Sarah Biehlのラップタイムの遅れることなく進んでいましたが、その先は足の攣りのためにペースを落とすことに。しかし、続く選手に4分以上の差をつけての勝利でした。2位はロビン・ミルドレン Robyn Mildren (CAN) で6:27、バレリー・アーセノール Valerie Arsenault (CAN) が6:35で3位に入りました。男子はセス・ルーリング Seth Ruhling が5:28で優勝。2019年のこの大会のチャンピオンは27.1マイル地点のチェックポイントを大会記録を更新したヘイデン・ホークス(5:18、2020年)を3分以上上回るハイペースで通過します。しかしホークスの大会記録に対する貯金はこの後は失うことになったものの、見事2度目の優勝を手にしました。2位はカルム・ネフ Calum Neff (CAN) で5:38、3位はライアン・サリバン Ryan Sullivan で5:40でした。リザルトはこちら

激坂最速王決定戦

ターンパイク箱根の13.5kmの標高差は981mで平均勾配7%という激坂。その激坂をコースとするレースは大学の駅伝チームからの参加選手が増え、近年は箱根駅伝の山登り区間の第5区の前哨戦としても注目されています。報道によれば今回は山本雷我(国士舘大)が54:11で優勝、2位に弓削征慶(山梨学大)が54:19、3位に吉村颯斗(東農大)が55:36という結果でした。このほかに往復のピストンの部(27km)や下りの部(13.5km)とダブルビストンの部(54km)といったレースも開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

11月19日日曜日

ステアクライミング世界選手権/ステアクライミング・ジャパンサーキット・あべのハルカス

週末のあべのハルカス(大阪市)では高層ビルの階段を駆け上る「ステアクライミング」競技のレースが開催されました。今年で5回目となるあべのハルカスでのイベントの中で、2023年のステアクライミング世界選手権が行われました。この世界選手権は昨年11月にドバイで初めて開催され、今回は2度目の開催となります。あべのハルカスの59階展望台まで1610段を女子で最速で登り切ったのは吉住友里 Yuri Yoshizumi で10:26で金メダルを獲得しました。昨年のドバイに続いて2度目の世界チャンピオンとなりました。銀メダルはラウラ・マンニネン Laura Manninen (FIN) で11:02、銅メダルはノミン-エルデネ・バヤルトゴク Nomin-Erdene Bayartogok (MNG)でした。男子は前回のドバイで銀メダルの渡辺良治 Ryoji Watanabeが8:53で金メダルを勝ち取りました。2位にはファビオ・ルガ Fabio Ruga (ITA) が9:31、3位の銅メダルにルフサンシャラフ・ナツァグドルジ Luvsansharav Natsagdorj (MNG) が9:47でした。全体のリザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

今週末開催のイベント

11月23日木曜日 –

Backyard Ultra Last Samurai Standing 2023

6.7kmのループを1時間以内に走ることを繰り返し、最後の1人になるまで続けるというバッグヤードウルトラのイベントで、国内各地でサテライト大会が同時進行で開催されます。サテライト大会は昨年の北海道・福島・群馬・東京・京都・島根に新潟が加わって7ヶ所となります。

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11月24日金曜日 – 26日日曜日

RMB Ultra-Trail Cape Town (100m, 100km, 55km, 35km, 23km)

南アフリカ・ケープタウンをスタート・フィニッシュ地点とするトレイルランニング・イベント。先日発表され、来年からスタートするWorld Trail Majorsに加わる大会の一つです。今回の大会にエントリーしている有力選手では100kmにルース・クロフト Ruth Croft (NZL)、ティボー・バロニアン Thibaut Baronian (FRA)、マリアンヌ・ホーガン Marianne Hogan (CAN) が大会Facebookページで紹介されています。今年のWestern Statesのチャンピオン、トム・エバンス Tom Evans (GBR) も参加予定でしたが、先週の現地のトレイルでトレーニング中に強盗に襲われる事件に遭遇。身体に危害は加えられなかったものの所持品を全て奪われたとInstagramで明かしています。エバンスは母国に帰国し、大会に参加しないとしています。

Oxfam Trail Walker Hong Kong

4人のチームで100kmのコースを踏破するOxfam Trail Walkerのイベント。チャリティのためのファンドレイジングのイベントで、香港の大会は1986年に始まった歴史ある大会です。コロナ禍による中止やバーチャル開催を経て、今年2月にリアル大会として復活していました。今回は以前と同じく11月下旬に開始時期を戻しての開催となります。24日土曜日の朝8時からスタート時刻を分散して順次スタートします。

11月25日土曜日 – 26日日曜日

(延期)SAIGŌ Trail 1877(2ステージ、63k)

宮崎県延岡市、日之影町、高千穂町。38kmと25kmの二つのステージからなる計63kmのステージレース。西郷隆盛の西南戦争での敗走路をたどることをコンセプトとするイベントで、今年は今週末の開催がアナウンスされていましたが、先週開催延期が発表されています。

11月25日土曜日

Formosa Trail (104k, 75k, 40k, 16k,8k)

台湾中部、埔里 Puliで開催の104km 5650mD+など4つのレースが開催される大会。2006年から始まる大会ですが、一時は次回大会開催は未定とされていた中からの復活です。

11月26日日曜日

熊野古道トレイルランニングレース(51.7km, 30.2km, 10.5km)

三重県熊野市。世界遺産・熊野古道の北山道を含むトレイルで開催される、50km、30km、10kmのレースです。

大歩危国見山スカイレース(12.8km)

徳島県三好市の国見山で開催。スカイランニング西日本選手権の大会です。

錦江町でんしろうトレイル(23.5km)

鹿児島県錦江町で開催。花瀬自然公園を拠点とする23.5kmのレースです。昨年までから一部コースが変更されています。

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