最高のパフォーマンスを目指すアスリートのための「CIELO X1」とあらゆるランナーのためのカーボンプレート搭載の「SKYWARD X」がお披露目、HOKAのイベント「FLYLAB EXPERIENCE」

ゲストも登場して新モデルの華やかな発表となりました。

HOKAは3月1日に東京都内でプレス向けイベント「FLYLAB EXPERIENCE」を開催し、2月1日に発売された走りのスピードを追求した「CIELO X1」と4月15日に発売されるカーボンプレート搭載の新モデル「SKYWARD X」について明らかにしました。

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HOKA / CIELO X1

HOKA / CIELO X1

HOKA / SKYWARD X

HOKA / SKYWARD X

今シーズンのHOKAから登場する対照的なコンセプトの二つのシューズ

CIELO X1はエリートアスリートから得た知見とフィードバックをもとにデザインされた、第一線で活躍するアスリートが必要とする要素を備えたシューズです。ソールの形状はスピードを重視して7mmドロップの新しいロッカープロファイルを採用。素材も上下二層の性質の異なるPEBAミッドソールとなっています。さらに内蔵されたカーボンプレートは足の左右に広がる形状を採用しています。「羽根のような形状のカーボンプレートで左右に推進力を逃さず、さらにプレートをミッドソールのフォーム素材でしっかり挟むことで前に対して進む力を生んでいく」(HOKAマーチャンダイジングスペシャリストの大庭貴士氏)と言います。

CIELO X1(シエロ エックス 1)

  • 価格:38,500円(税込)
  • カラー:Evening Sky / Lettuce、Cerise / Solar Flare
  • 展開:ユニセックス(23.0cm – 29.0cm, 30cm)、257g(27cm片足)
  • ソールスペック:オフセット7mm(39mm – 32mm、27cm)

一方、4月15日に発売される SKYWARD X は同様にカーボンプレートを採用しながらもクッション性を重視したモデルとなっており、「いかに皆さんに楽しく走っていただくかに焦点を当てた」(大庭氏)とのこと。カーボンプレートを二層構造のミッドソールが挟む構成で、下半分にはスーパークリティカルフォーム・EVA・ロッカーフレームを採用し、足をしっかり受け止める深めの構造となります。上半分はクッション性と反発性を兼ね備えたスーパークリティカルフォーム・PEBA・ミッドソールを採用しています。

HOKAマーチャンダイジングスペシャリストの大庭貴士氏

HOKAマーチャンダイジングスペシャリストの大庭貴士氏

上下のミッドソールに挟まれたカーボンファイバープレートは足の外側と内側を中足部で繋ぐはしごのような形状を新たに開発しています。このカーボンプレートは単に反発力を生むだけでなく、足に安定性をもたらすねらいがあり、「サスペンションのように足がどのように着地しても安定して反発力を生み出す構造」(大庭氏)だとしています。

SKYWARD X(スカイワード エックス)

  • 価格:35,200円(税込)
  • カラー:Blanc de Blanc / Swim Day (Women’s)、Blanc de Blanc / Virtual Blue (Men’s)
  • 展開:
    • Women’s(22.0cm – 25.0cm)、261g(25cm片足)
    • Men’s(25.0cm – 29.0cm, 30cm)、320g(28cm片足)
  • ソールスペック:オフセット6mm(W’s 46mm – 40mm、M’s 48mm – 42mm)

日本陸上界のトップアスリートや、著名パフォーマーもイベントに登場

この日のイベントの後半は今日紹介された二つのシューズについてそれぞれゲストが語るトークセッションとなりました。

CIELO X1についてのセッションにはHOKAアンバサダーで東洋大学時代に箱根駅伝で「山の神」と呼ばれた柏原竜二さんがホストとなり、HOKAアスリートの鎧塚哲哉選手(旭化成)、宮下隼人選手(コニカミノルタ)の両選手と語り合います。鎧塚選手は昨年秋のMGCを終えた後からCIELO X1を履き始め、最初の印象は「これ、使いこなせるかなと思うくらいの新感覚で、今まで履いていた Rocket X とも全然別物だと感じた」といいます。「練習で履いていますが、クッション性があるので後半に足が残ります。まだまだこれから履きこなす余地があると思っています」と印象を話します。宮下選手もRocket Xと比べてクッション性が増していることから、CIELO X1はマラソンで力を発揮するのではと期待したそうです。「実際にマラソンを走りましたが、よく言われる30kmからの失速ということがなく、最後まで足を動かせたと思います」とその実力を評価しました。

柏原竜二さん(右)、鎧塚哲哉選手(中)、宮下隼人選手(左)

柏原竜二さん(右)、鎧塚哲哉選手(中)、宮下隼人選手(左)

一方、 SKYWARD Xのセッションには三代目 J SOUL BROTHERS山下健二郎さんと、チョコレートプラネット長田庄平さん、松尾駿さんが登場。柏原さんとともにSKYWARD Xの魅力を語る、と予告されていましたがトークセッションは松尾さんを除く3人でスタート。

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山下さんが、ミュージックビデオの撮影の際にスタイリストに勧められて履いたHOKAのシューズがボリューム感がありながら柔らかくて動きやすく踊りやすかった、とHOKAと出会ったエピソードを披露します。そして長田さんがSKYWARD Xについて「めちゃくちゃ軽くてびっくりしました」と話したところで、ランニングのレジェンドであり、ランナーズウォーカーの肩書を持つ、歩くに走ると書いて読みは「ホラン」という自己紹介で松尾さんが登場。ここからはホランさんが他の3人を巻き込んでランニングの大事なことをレクチャーしたり、ウォーキングステップでダンスをしたりというミニコントが始まって、会場は爆笑に包まれました。

三代目 J SOUL BROTHERS の山下健二郎さん

三代目 J SOUL BROTHERS の山下健二郎さん

チョコレートプラネットの長田庄平さん、松尾駿さん

チョコレートプラネットの長田庄平さん、松尾駿さん

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