2024全日本スカイスノー選手権大会が群馬県嬬恋村で今週末に開催

2024年の全日本スカイスノー選手権大会が4月6日、7日の日程で 群馬県嬬恋村のパルコール嬬恋リゾートで開催されます。今回で3回目となるスカイスノーの日本選手権はバーティカルとクラシックの2種目で合計69名の選手が競います。参加する選手には、23歳以下のユースカテゴリーの26名も含まれているほか、JSA(日本スカイランニング協会)登録の5チームが参戦します。

スカイスノーは、マイクロクランポンを装着して雪上を駆けるスポーツで、ISF(国際スカイランニング連盟)が冬季競技として主管しており、欧州では人気を集めています。今年1月にイタリアで開催された冬季マスターズゲームズでは正式競技として採用されたほか、3月には第2回スカイスノー世界選手権が開催され、日本からも6名の代表選手が参加しました。

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今週末の全日本選手権では、ISFの競技規則に従い、バーティカル(駆け登り種目)とクラシック(ダウンヒルを含む)の2種目が行われます。これらの種目を合わせたコンバインドも含めて3つのタイトルで日本チャンピオンが決定されることになります。

日本代表として世界選手権に参戦し、スカイスノー委員として日本での普及に尽力している小幡利春さんと齋藤磨実さんも、今シーズンの最終戦となる週末のレースに参戦します。小幡さんは、今シーズンは少雪による影響があったものの、嬬恋での全面雪上でのレースに喜びを表し、齋藤さんは、世界選手権前に負傷したものの、次世代の選手の壁となるように全力で挑む、と意気込みを話しています。

JSA代表理事の松本大さんは「スカイスノーがスカイランニングの原点であり、雪の斜面を攻略するスキルが山岳スポーツの楽しさそのものである」とコメントしています。また、冬季種目が夏季種目に劣らない花形スポーツとして成長していることを強調し、ユース世代の選手数が増えたことを大きな成果としています。

JSAでは公式SNSを通じて現地から2024全日本スカイスノー選手権の速報を発信する予定です。

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