【編者より・HOKA UTMB Mont-Blancは8月26日から9月1日にかけて開催される2024年の大会に向けて新しいビジュアルのポスターを公開しました。大会から発信された、このビジュアルに込められたメッセージを紹介します。】
今回のポスターは、モンブランと、アルプス山脈とアオスタ渓谷の心臓部で、大会のコース上に位置するアレット・デュ・モン・ファーヴル Arête du Mont-Favre を讃えています。HOKA UTMB Mont-Blancのレースディレクター、イザベル・ポレッティ Isabelle Poletti は、「今回のポスターでは、この地域の美しさを祝福することを選びました。アレット・デュ・モン・ファーヴルは、その本質を体現する存在であり、アオスタの中心で瞑想と静寂の瞬間を提供します。また、谷や中山地の風景を主題とすることで、トレイルで誰もが目にしながらもしばしば忘れられがちな風景を強調したいと考えています」と今年のポスターのビジュアルについてコメントしています。
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UTMBに参加する選手にとって、アレット・デュ・モン・ファーヴルは息をのむようなパノラマを目にする場所であり、一歩一歩コースを進むについれて自然との真の一体感が感じられる場所です。星空の下を駆け抜ける選手もいれば、夜明けの最初の光とともにここまで登る選手もいます。すべてのランナーにとって、モンブラン山塊の壮大な景色が広がる様子は人それぞれのユニークな体験となります。
一方、TDSに参加する選手にとっては、クールマイユールをスタートしてから、アレット・デュ・モン・ファーヴルは最初の大きな挑戦であり、夜の寒さの中で自己の限界に直面することになります。ランナーたちは、光る影のように、輝く行列を作り出すことになります。
トレイルランニングの真髄は、競争を超えて自然との一体感、静寂、静けさ、そしてこれら広大なエリアを独りで進む経験にあります。山々の広大さの前で自らを小さく感じる、その記憶は長く消えることはないでしょう。HOKA UTMB Mont-Blanc 2024のポスターは、この象徴的な場所を通じて風景の壮麗さを祝福することを選びました。